1km×5本を3:47/km平均で完走。レディネス51とタイム揃えが描いた、ダブルスレッショルド前のLT手応え

1km×5本を3:47/km平均で完走。レディネス51とタイム揃えが描いた、ダブルスレッショルド前のLT手応え

2026年9月19日、ハイパーブーストエッジで1km×5本のLTインターバルを実施した。本数平均3:47/km——LT Pace(3:57/km)より10秒速い帯で5本すべてを揃えた。涼しくなった初秋の朝、ダブルスレッショルドの午前枠として機能した。

📌 この記事の結論
  • 1km×5本を3:47/km平均で完走——5本すべて3:45〜3:49/km。LT Pace(3:57/km)より10秒速い帯で、LT強度の底上げを確認した
  • レディネス51は「止めろ」とは言わない——睡眠73・HRV93と合わせ、走前の違和感なし。数値は中程度だが、脚は問題なく反応した
  • 心拍158→174bpmの段階的上昇——LTHR 179bpmに近づく4〜5本目。最大182bpm。LT付近〜やや上の刺激が入った
  • ダブルスレッショルドの午前枠として機能——午前の1km×5でLT刺激を入れ、午後5kmでさらに引き上げる設計。朝は「揃える」ことに徹した
  • ハイパーブーストエッジはLT系インターバル向き——反発を活かして3:45台を維持。無理なくスピードに乗れた
エンティティ
VO2max61
LTHR179 bpm
LT Pace3:57/km
本日の距離10.17 km
本数平均ペース3:47/km
本日のシューズadidas ハイパーブーストエッジ
目次

📊 Condition:レディネス51、走前の違和感なし

項目数値
睡眠スコア73
トレーニングレディネス51
HRVステータス93

Garminは「中程度」のコンディションを示している。睡眠73は十分な回復圏。HRV93も良好。レディネス51だけを見れば、高強度の日ではない。

だが走前の体に違和感はなかった。左足踵・内転筋——いつも気にする部位も、ウォームアップ4km(5:16/km・心拍132bpm)の段階で問題なし。初秋の朝、気温24℃前後。8月の28℃台と比べ、体感は明らかに軽い。数値は「51」と言っているが、体はもう一歩先にいた。

🎯 Intention:1kmインターバルでLT強度を底上げする

今日の目的は明確だった。1kmインターバルでLT強度の向上——閾値付近の出力を、短い距離で反復させる。サブ2:30射程を見据えた現行メニューでは、水・土・日にポイントを集約している。今日はダブルスレッショルドの日。午前中にLT系の刺激を入れ、午後にもう1本5kmのLT走を予定している。

午前の5本は「午後の前振り」だ。全力を出し切る日ではない。タイムを揃える——5本すべてを同じ帯に収めることで、LTペースの再現性を確認する。乱高下を許さない。シューズはハイパーブーストエッジ。LT系・スピードを上げる日の定番だ。

🏃 Data Result:10.17km、本数平均3:47/km

項目数値
走行距離10.17 km
タイム48:22
平均ペース4:45/km
平均心拍数150 bpm
最大心拍数182 bpm
平均ピッチ173 spm
平均ストライド1.19 m
気温24.6℃
本数タイムペース心拍(平均/最大)ピッチ歩幅
1本目3:45.23:45/km158 / 1751881.40m
2本目3:47.33:47/km167 / 1751861.40m
3本目3:47.43:47/km169 / 1771841.38m
4本目3:45.53:45/km174 / 1811841.41m
5本目3:48.93:49/km173 / 1821861.38m
平均3:46.93:47/km168 / 1821861.39m

狙いとの乖離は小さい。LT Pace 3:57/kmより10秒速い帯で5本完走。8月の同メニュー(1km×5本・3:58/km平均・レディネス41)と比べ、11秒/kmの改善だ。涼しさと、タイム揃えの意識が効いた。

🔬 Analysis:3:45〜3:49/kmの帯に収まった理由

🗺️ 要点
  • 5本のペース幅は3:45〜3:49/km——差わずか4秒
  • 心拍174bpm——LTHR179bpmの97%
  • 午前10km+午後5km——ダブルスレッショルドの役割分担

タイム揃え——4秒幅の再現性

Fact:5本のペース幅は3:45〜3:49/km。差はわずか4秒。1本目3:45.2、4本目3:45.5と、首尾で最速帯。5本目だけ3:48.9と+3秒だが、帯から外れていない。

Qualia:走りながら意識したのは「1本1本のタイムを揃える」ことだけ。涼しくなっていたので、特に無理することなく終われた。きつさより、リズムの一定感が強かった。

Analysis:8/8の1km×5本(3:58→4:04/kmと後半失速)とは対照的だ。今日は心拍が158→174bpmと段階的に上がる一方、ペースは横ばい。疲労でペースが落ちるパターンではなく、出力を一定に保てた。初秋の気温24℃が、28℃時代の心拍ドリフトを抑制した可能性が高い。

心拍174bpm——LTHR 179への接近

Fact:1本目158bpm → 4本目174bpm → 5本目173bpm(最大182bpm)。LTHR 179bpmまであと5bpm。2km×4クルーズIV(3:55/km平均・レディネス61)の4本目3:47/km時と同程度の心拍帯。

Qualia:4本目以降、呼吸が浅くなる感覚はあった。だが脚は止まらなかった。やめたいと思うほどではない。LT付近の「苦しさの予行」としてちょうどよい強度だった。

Analysis:3:47/kmはLT Pace(3:57/km)より速い。心拍174bpmはLTHR 179bpmの97%。LT〜やや上の刺激が入った。レディネス51でも、5本すべて完走できたのは、距離が1kmと短く、回復60秒が効いたためだ。午後の5km LT走に向けて、心拍系の「予熱」として機能している。

ダブルスレッショルド——午前5本の位置づけ

Fact:総距離10.17km(WU 4km+本数5km+CD 0.8km)。午後に5km LT走を予定。1日のLT刺激量は、朝10km+午後5km=計15km相当。

Qualia:午前中のLTはこれで終了。走り終えた後、体は軽く、午後の5kmへの余力は残っている感覚。無理を出し切らなかった判断は正しかった。

Analysis:ダブルスレッショルドは、1回の長いLT走より分割した方が質を保てる日がある。朝の1km×5本は「短距離・高反復」で神経系と心肺を起こす。午後の5kmは「持続」でLTペースの引き上げを狙う。役割分担が明確だ。レディネス51の日に両方やるのは攻めだが、朝を3:47/kmで揃えられた事実が、午後の判断材料になる。

👟 Gear Choice:ハイパーブーストエッジ——上げる日の定番

HYPER BOOST Edge

¥24,200
ミッドソールのクッションとカーボンプレートの反発が抜群で、踏み込むたびに勝手に足が前へ押し出される感覚。後半脚が重くなってきてからもしっかりスピードを維持して走りをアシストしてくれます。
日々のビルドアップ走や30km走、本番のレースで「もう一段上のペース」を狙いたい時に絶対的な自信を与えてくれる、頼れる勝負靴です!

LT系インターバルにハイパーブーストエッジを選んだ理由は単純だ。反発を活かして、無理なく3:45台に乗れるから。本数5本すべてで歩幅1.38〜1.41m、ピッチ184〜188spm。Edgeの軽快な接地感が、1kmごとの立ち上がりを助けた。

5本目だけペースが+3秒落ちたが、シューズの限界ではなく、心拍174bpm付近での自然な出力調整だと判断する。今日のコンディション(レディネス51)× メニュー(1km×5本)× 気温(24℃)——この組み合わせでは、Edgeは再び正解だった。Eペース20kmならSuperblast 3、LT・スピードを上げる日はEdge。使い分けの根拠はハイパーブーストエッジ vs ラン比較で整理している。

🎯 Next Strategy:午後5km LT走へ

  • 午後5km LT走を実施——朝の1km×5本(3:47/km)で神経系は起動済み。5km持続でLTペースの引き上げを狙う。目安3:55〜3:57/km(現LT Pace付近)
  • 午後の強度上限——心拍がLTHR 179bpmを大幅に超え、ペースが4:00/km以下に落ち始めたら即切り上げ。ダブルスレッショルドの合計負荷を見る
  • 明日以降——木曜Eランニング20km(4:50〜5:15/km)。今日のダブルスレッショルド後は、E域で回復を優先。レディネスが40を下回ったら距離を15kmに短縮
  • 左足踵・内転筋——走後ストレッチと筋膜リリースを実施。ダブルスレッショルド日はケアを省略しない。EdgeとSB3の使い分けはハイパーブーストエッジ vs スーパーブラスト3比較を参照

❓ FAQ

レディネス51の日にダブルスレッショルドは危険では?

危険かどうかは、走前の体感で決める。今日は違和感なし、HRV93、睡眠73。Garminの51は参考値だ。午前を3:47/kmで揃えられた事実が、午後のGoサインになる。心拍がLTHR179bpmを大きく超えたら、午後は切り上げる。

3:47/kmはLT Pace(3:57/km)より速いが、強度しすぎでは?

1km×5本は距離が短い。心拍174bpm(LTHR179の97%)で、LT〜やや上の刺激。8/8の3:58/km(28℃・後半失速)より再現性が高い。持続5kmでは3:55〜3:57/kmを目安に、ペースを落とす。

なぜ1km×5本を選んだ?400m×15本ではない?

ダブルスレッショルドの午前枠として、短距離・高反復でLT刺激を入れた。400m×15本はVO2max寄り、2km×4本は持続寄り。1km×5本はその中間——LT底上げと午後5kmの橋渡しとして最適だった。

📊 Appendix:全ラップデータ

スクロールできます
ラップタイム累積距離(km)ペースGAP心拍心拍max上昇(m)下降(m)パワー(W)W/kgパワーmax最大W/kgピッチ接地(ms)GCT歩幅(m)上下動(cm)上下動比(%)最高ペース最高ピッチ
WU-15:18.55:18.51.005:185:24123132122614.473145.371722452451.078.98.35:04180
WU-25:15.410:341.005:155:13134140212734.673175.421782432431.078.78.24:54180
WU-35:09.315:431.005:095:14133140112704.623225.511772412411.088.78.14:58181
WU-45:18.021:011.005:185:21136141002614.473125.341752432431.068.78.25:06182
1本目3:45.224:531.003:453:48158175323776.454517.721882032031.409.16.53:31192
2本目3:47.329:401.003:473:50167175113626.194377.481862022021.409.16.53:21194
3本目3:47.434:271.003:473:53169177103516.014547.771842032031.389.06.53:26194
4本目3:45.539:131.003:453:48174181223666.264587.841842002001.419.06.43:24195
5本目3:48.944:021.003:493:53173182113626.194257.271862022021.389.06.53:24200
CD4:19.748:220.795:275:30148181112534.333786.471732442441.048.58.23:58187
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この記事を書いた人

RuncersLAB運営。フルマラソンでの目標達成に向けて、論理的かつ科学的なアプローチでトレーニングに励む市民ランナー。 現在は「週110km」の走行をベースに、Vo2MAX61を基準とした独自のメニューを追求中。自身の体験とデータに基づき、42.195kmを「使い切る」ための戦略やギアレビューを発信しています。

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