30km走を22.02km Eペースに短縮。レディネス1と終盤テンポが描いた「負荷を切る」正解

30km走を22.02km Eペースに短縮。レディネス1と終盤テンポが描いた「負荷を切る」正解

2026年9月13日の22.02kmは、30kmロング走の予定をEペース22kmに組み替え、終盤テンポで脚の反応を確認してからE域に戻した日だ。レディネス1・前日2部練の疲労を受け、距離と強度の両方で「来週に繋げる」を選んだ。

📌 この記事の結論
  • 30km→22kmの短縮は正解——レディネス1・睡眠74・前日土曜2部練の残り疲労を受け、距離を切った。量より配線を優先した
  • Eペース5:03/km・心拍140bpmは設計どおり——E域(4:50〜5:15/km)の中央。LTHR179bpmに対し約78%
  • 終盤テンポ(4:42→4:31/km)で脚を確認し、Eペースに戻した——WSではなく負荷抑制のテンポ走。21km目5:31/kmで脚が沈み22kmで切り上げた
  • 土日セット練の午前パートは一区切り——午後10km寝かばりランは未実施。余裕があれば入れるが、無理はしない
  • ハイパーブーストエッジはE走+短いテンポに相性良好——5:00/km前後のリズム維持と、テンポ区間での推進力の両立ができた
エンティティ
VO2max61
LTHR179 bpm
LT Pace3:57/km
E Pace(設計)4:50〜5:15/km
本日の距離22.02 km
本日のシューズadidas Hyperboost Edge
目次

📊 Condition:レディネス1と「昨日の残り」

項目数値
睡眠スコア74
トレーニングレディネス1
HRVステータス94

Garminは「今日は走れ」とは言っていない。レディネス1は、直近ログ(9/10・9/11など)でも繰り返し登場する数字だ。

一方、睡眠74・HRV94は悪くない。数値だけ見れば回復しているように見える。だが走る前の体感は、痛みはないが昨日の疲労が少し残っている——これが今日の主語だ。前日9/12(土)は、BU10km+E10kmの2分割走。レディネス16でも強度の高い土曜だった。睡眠とHRVが回復を示していても、筋肉の残り疲労はレディネスに完全には乗らない。数値と体感のズレは、今日も再現された。

🎯 Intention:30kmロング走を22km Eペースに組み替えた理由

日曜の定番はロング走30〜35kmだ。週135〜148km設計の中で、日曜ロングは42km持久力の要になる。だが今日の意図は「30kmを走ること」ではなかった。前日2部練の疲労を抱えた状態で、有酸素域の距離を確保しつつ、過剰な負荷を避ける——それが目的だ。

具体的には20〜22kmのEペース走に変更した。LT Pace3:57/kmから見れば、5:00/km前後は完全なE域。終盤にテンポ走を挟む余地は残した。WSのような短い刺激ではなく、負荷をかけすぎない範囲で脚の反応を確かめ、問題があればEペースに戻す——その判断軸で走るつもりだった。シューズはハイパーブーストエッジ。30km→22kmに変更した時点で、Adistar 4の出番ではなくなった。

🏃 Data Result:22.02km・5:03/km・心拍140bpm——E域+終盤テンポ

項目数値
走行距離22.02 km
タイム1:51:04
平均ペース5:03 /km
平均心拍数140 bpm
最大心拍数168 bpm
平均ピッチ177 spm
平均ストライド1.10 m
GAP5:05 /km
気温24.2℃

ラップの流れは3段階だ。1〜18kmはE域(4:55〜5:14/km)で心拍125→145bpm前後へ緩やかにドリフト。19〜20kmはテンポ走(4:42→4:31/km)で心拍144→159bpm、最大168bpm。21〜22kmはEペースへ復帰を試み、21km目5:31/kmで脚が沈み22kmで終了。狙いとの乖離は「距離」だけだ。30km→22km。E域の質・終盤テンポ→E復帰という流れは、意図どおり実行できた。

🔬 Analysis:22kmで切り上げた理由——テンポ走が示した脚の限界

🗺️ 要点
  • レディネス1+前日2部練——30km→22kmは来週ポイントへの配線
  • 18kmまでE域5:03/km・HR140bpm——設計どおり
  • テンポ4:31/km→E復帰5:31/km——脚の限界を確認し切り上げ

レディネス1と前日2部練——「走れる」≠「30km走るべき」

Fact:睡眠74・HRV94に対し、レディネス1。前日9/12はBU10km(4:20/km付近)+E10km(5:24/km)の2分割走。

Qualia:走る前、痛みはなかった。だが昨日の疲労が残っている感覚があった。走りながらもその重さは消えず、22kmで区切ろうと判断した。

Analysis9/6の30km切り上げ(10.52kmで終了・レディネス27)と同型の判断だ。「走れる」と「走るべき」を分離する日。HRV94が回復を示していても、前日2部練の残り疲労は別レイヤーで残る。30kmを22kmに短縮したのは、来週の水・土・日ポイントへの配線だ。

Eペース5:03/kmの心拍ドリフト——18kmまでは設計どおり

Fact:1〜18kmは平均ペース4:55〜5:14/km、心拍125→145bpm前後。14km・16kmは5:13/km台——上り10m級のラップだが、心拍148bpm止まり。

Qualia:前半はリズムが安定していた。10km以降、疲労感は増したが、ペースを大きく崩す必要はないと感じた。

Analysis:LTHR179bpmに対し140bpmは約78%。22km時点で切れば許容範囲内。14km・16kmの5:13/km台は上りによるペース低下で、GAPは5:05〜5:13/km。テンポ走に入る前の18kmは、E走として合格点だ。

終盤テンポ4:31/km→E復帰→21km目5:31/km——負荷を切った判断

Fact:19km4:42/km(HR144bpm)、20km4:31/km(HR159bpm、max168bpm)。21km5:31/km(HR142bpm、ピッチ168spm、歩幅1.02m)。22km5:10/kmで終了。

Qualia:終盤、テンポ走の意味合いでペースを上げた。あまり負荷をかけすぎない方がよさそうと判断し、Eペースに戻した。その直後、脚の重さが返ってきた。22kmで切り上げる判断が固まった。

Analysis:20km地点の4:31/kmは、LT Pace3:57/kmより34秒/km速い。WSのような数秒の刺激ではなく、1km単位でテンポを刻んだ区間だ。21km目の5:31/kmは、ピッチ168spm(平均177より-9)、歩幅1.02m(平均1.10より-0.08m)——脚のサイクルが短く沈んだ走りに切り替わった。テンポで脚の限界を確認し、E復帰→22km切り上げ。データと体感が一致した正解だ。

👟 Gear Choice:Hyperboost Edge——E走+テンポの相棒

HYPER BOOST Edge

¥24,200
ミッドソールのクッションとカーボンプレートの反発が抜群で、踏み込むたびに勝手に足が前へ押し出される感覚。後半脚が重くなってきてからもしっかりスピードを維持して走りをアシストしてくれます。
日々のビルドアップ走や30km走、本番のレースで「もう一段上のペース」を狙いたい時に絶対的な自信を与えてくれる、頼れる勝負靴です!

今日の距離・強度(22km E+終盤テンポ)には、ハイパーブーストエッジを選んだ。5:00/km前後でリズムを刻み、テンポ4:30台まで上げても脚が散らない——その中間層がEdgeだ。1〜18kmのE域は安定した接地感。19〜20kmのテンポ区間では接地229〜226msと短く、推進力は確保できた。21km目以降の沈みは、シューズではなく脚の疲労の問題だ。

次回Edgeを使う条件:20km前後のE走、または終盤に短いテンポを挟む日。30km超のLSDはAdistar 4、MP走はAdios Pro 4——この使い分けは変わらない。Hyperboost Edge vs Superblast 3比較で書いた通り、EdgeはE域〜やや上の強度で反発と安定のバランスが取れる。

🎯 Next Strategy:土日セット練の区切りと来週への配線

  • 午後10km寝かばりラン(未実施)——余裕があればEペース5:30/km前後、心拍130bpm台を上限。脚が重ければスキップ
  • 月曜リカバリージョグ12〜15km(5:30〜6:15/km・Z1)——レディネス20以上に回復するまで距離追加は控える
  • 来週の水・土・日ポイントは維持——今日距離を切った分を来週の質で取り返す。量の不足を月曜火曜で無理に埋めない
  • 右内転筋・左踵のストレッチ——22km E走+テンポ後、入念なケアを継続
  • 終盤テンポの判断基準——レディネス1〜10・前日2部練翌日は、テンポ区間を1〜2kmに限定し、脚が沈んだら距離切り上げを優先する

❓ FAQ

レディネス1なのに22km+テンポ走までして大丈夫か?

Eペース5:03/km・心拍140bpmなら、LTHR179bpmに対し有酸素域内だ。テンポ区間は2kmのみ。30kmを22kmに切り、テンポ後にE復帰→切り上げたこと自体が、レディネス1への対応である。

終盤テンポ走はなぜ入れたのか?

WSのような短い刺激ではなく、負荷をかけすぎない範囲で脚の反応を確かめるためだ。4:31/kmまで上げ、21km目5:31/kmで脚が沈んだ——テンポ走が「今日はここまで」のサインになった。

30kmを走らなかったことで、来週のポイント練習に影響はないか?

42km持久力の刺激は1回分減った。だが、30kmを無理に踏んで水曜の400m×15〜20 or LT2000m×4〜5を崩す方が、サブ2:30射程への損失は大きい。今日は距離と終盤強度の両方で「切る判断」を選んだ。

📊 Appendix:全ラップデータ

スクロールできます
ラップタイム累積距離(km)ペースGAP心拍心拍max上昇(m)下降(m)パワー(W)W/kgパワーmax最大W/kgピッチ接地(ms)GCT歩幅(m)上下動(cm)上下動比(%)最高ペース最高ピッチ
15:07.85:07.81.005:085:051251401102844.863465.921752451.109.08.24:37180
25:01.210:091.005:015:02134141492724.653886.641772411.129.08.04:50181
34:55.815:051.004:564:57134137032704.622894.941792371.148.97.94:41181
45:05.320:101.005:055:06134139122644.523025.171782411.108.88.04:53180
55:04.025:141.005:045:07135143002674.572965.061782411.098.88.04:59181
65:04.730:191.005:055:06132140312664.552995.121772401.108.88.04:54181
74:55.335:141.004:555:01136141022674.573445.891762361.138.97.84:12184
85:03.640:181.005:044:58143149912814.813075.251792391.108.78.04:55182
94:57.445:151.004:575:021411452112654.533225.511792371.128.87.94:39182
105:05.050:201.005:055:04144148402694.603035.181802391.088.67.94:54183
115:05.855:261.005:065:06145147002674.572844.861792401.098.78.04:59182
125:04.91:00:311.005:055:10140148002664.553095.291772391.098.67.94:47186
134:58.41:05:291.004:585:01146150152754.702995.121802371.118.77.84:54184
145:13.61:10:431.005:145:051481541012824.823776.451792411.068.68.15:00181
154:59.21:15:421.004:595:12140148072604.453235.531782371.098.67.94:37186
165:13.01:20:551.005:135:13141148302684.593145.371762411.078.78.14:59181
175:02.01:25:571.005:025:06141153352714.643085.271772391.108.87.94:34185
185:06.41:31:031.005:065:09145152112704.623195.461792401.088.68.04:50181
194:42.11:35:461.004:424:44144164212985.103706.331802291.168.67.54:08188
204:31.31:40:171.004:314:39159168203095.293916.691792261.208.87.43:54189
215:31.11:45:481.005:315:391421521052524.313696.311682491.028.68.44:58184
225:10.01:50:581.005:105:261391462112524.314117.031722421.098.88.13:36192
概要1:51:041:51:0422.025:035:0514016870662714.644117.031772391.108.78.03:36192
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

RuncersLAB運営。フルマラソンでの目標達成に向けて、論理的かつ科学的なアプローチでトレーニングに励む市民ランナー。 現在は「週110km」の走行をベースに、Vo2MAX61を基準とした独自のメニューを追求中。自身の体験とデータに基づき、42.195kmを「使い切る」ための戦略やギアレビューを発信しています。

コメント

コメントする

目次