レディネス2の朝に10kmリカバリーを選んだ判断。Adistar 4で刻む5:46/kmは軽いのに、終わってから残ったきつさの説明

レディネス2の朝に10kmリカバリーを選んだ判断。Adistar 4で刻む5:46/kmは「軽い」のに、終わってから残ったきつさの説明

2026年4月6日。トレーニングレディネス2という警告を「完全休養」ではなく10kmのリカバリー走に翻訳した日である。走っている間は軽く、終わったあとにだけ負荷の残りが顔を出した。

📌 この記事の結論
  • レディネス2は「走れない」ではなく「今日は負けない設計が要る」という信号——主観が軽い日でも、指標は保守的に振れる。
  • 平均心拍136bpm・5:46/kmは、LTHR 179bpm・LT 3:57/kmから見て明確な低負荷域——走行中の感覚とログはおおむね一致した。
  • 終了後の「いつもより残るきつさ」は、リカバリー失敗の反対語ではない——短距離でも、積み上がった疲労は走り終えた後に回収画面が出ることがある。
  • Adistar 4は、この日の意図(揺らぎを足に出さない)と相性がよい——推進の快感より、足裏とリズムの単調さを優先した選択だった。
  • 次は「走れた」ではなく「翌日のレディネスと主観が戻るか」で評価する——ピッチ意識は継続し、距離と強度は数値で縛る。
エンティティ値(本記事での参照)
VO2max61
LTHR179 bpm
LT Pace3:57/km
本日平均ペース5:46/km
本日平均心拍136 bpm
本日のシューズAdistar 4
目次

📊 Condition:レディネス2と、軽い主観の共存

項目数値
睡眠スコア63
トレーニングレディネス2
HRVステータス70

睡眠スコア63は「壊滅」ではない。それでもトレーニングレディネス2は、前日・一昨日の負荷を踏まえたうえで、Garminが強くブレーキをかけている読みでよい。主観では「走れないほどではない」「完全休養までいかない」だった。この乖離自体が、サブ3プロジェクト後半で何度も出るテーマである。

仕事面で走行に直撃するイベントはなかった。疲労の主因が仕事以外、すなわち走行ストレス側にある日は、日常が静かでもログは荒れやすい。同系統の切り口は30km走後の超回復を促すリカバリーラン:トレーニングレディネス2が示す身体の真実にもある。レディネス2を単体で読む癖を捨て、睡眠・HRV・主観をセットで見る。

🎯 Intention:MP走の残りを落とし、足は壊さない

意図は単純である。一昨日のMペース走の疲労に加え、前日までに積み上がった負荷を払うためのリカバリー走だった。音声メモでは「昨日の39予想」と残っていたが、ここではメニュー名を断定せず「前日負荷の総称」として扱う。特定セッションに差し替えたい場合はタイトルと本節を書き換えればよい。

レディネス2だからといって「休む=正解」に自動変換はしない。リカバリーの定義を「刺激を入れない」に置いたうえで、10kmという上限と、シューズでアライメントを補う設計にした。週110kmの文脈では無目的な距離は積まないが、血流と神経系のリセットをゼロに切る日ばかりにすると週次の整合が崩れることもある。そのバランスの一日だった。週間設計の骨格は週110kmを維持する方法:ライフスタイルから導き出した数学的最適解【サブ3達成への戦略】に書いた通り、距離には意味を載せる。

🏃 Data Result:ペースは揺らぐが、域はEのまま

項目数値
走行距離10.27 km
タイム59:13
平均ペース5:46 /km
平均心拍数136 bpm
最大心拍数159 bpm
平均ピッチ177 spm
平均ストライド0.97 m

ラップごとのペースは5:40〜5:56程度で散らつくが、いずれもLTから大きく離れた遅さである。後半(8〜10km付近)に平均心拍が141〜146bpmまで上がる一方で、ペースは5:41〜5:47に留まっており、速度は抑えたまま心拍だけが少し乗るタイプの推移に見える。走行中に「きつい」とは感じなかったという主観と、ログの絶対的な楽さはおおむね整合している。

📈 Analysis:レディネス・終了後疲労・ピッチ意識の三層

データの要点主観の要点
レディネス2Garminは強いブレーキ走れない感覚ではなかった
走行中平均HR 136、5:46/kmきつさは自覚なし
終了後10km・最大HR 159いつもより疲労が残った

レディネス2 ×「走れた」

Fact:トレーニングレディネス2。完走10km。平均心拍136bpm。

Qualia:出発前は軽い疲れはあるが、走れない感覚ではなかった。

Analysis:レディネスは現在の出力余力の推定であり、意志の強さと1対1対応しない。この日は「走ること自体は可能」だが、「今日から増やしていい日か」は別問題である。

終了後にだけ出た「きつさ」

Fact:距離10km、最大心拍159bpm。

Qualia:終了後、いつもより疲労感が残った。とはいえ距離が短いので、気持ちの上では悪く終われている。

Analysis:低心拍・遅ペースでも、前日の残債は走り終えた後の回収として現れることがある。これは失敗ではなく、疲労の所在が走行中ではなく走行後にズレた観測である。翌朝のレディネスと主観で、今日の10kmがプラスだったかを判定する。

ストライドとピッチの意識

Fact:ラップ平均ピッチはおおむね175〜180spm、歩幅0.94〜0.98m前後。

Qualia:最近ストライドが伸びすぎる感覚があり、伸ばしすぎないようピッチ側を意識していた。ペースの乱れは自覚なし。

Analysis:主観のフォーカスはピッチだが、ログ上はピッチと歩幅がセットで動いている。次回同じ意図で走るなら、ラップ後半の心拍微増とセットで、ピッチ下限(175spm未満に落ちたラップがないか)を見ると検証が速い。

👟 Gear Choice:Adistar 4で揺らぎを足に出さない

今日はAdistar 4である。リカバリー日の論理は、クッションの気持ちよさ以上に、疲労時のアライメント崩れを足が代償で払わないことにある。実走感と選定の整理は【実走レビュー】Adistar 4:週110kmランナーが語る「重さが武器になる」リカバリーシューズの正体に任せる。本日は推進の快感より、足裏とリズムの単調さを優先した。

🎯 Next Strategy:翌日以降の評価軸

❓ FAQ

トレーニングレディネス2なのに走ってよかったのか。

正解は一日では確定しない。意図を「刺激を入れない10km」に限定し、シューズでリスクを下げたうえでの選択なら、翌日の指標で白黒をつけるのが私のやり方である。

平均心拍136bpmなのに、なぜ終わったあと重いのか。

心拍はその瞬間の有酸素負荷の代理指標に過ぎない。前日の残債は、走行後の神経・筋の回収画面として遅れて出ることがある。

この日のペース5:46/kmは遅すぎないか。

私のLT 3:57/kmから見れば遅い。遅いことが目的であり、速く走って自己満足を買う日ではなかった。

📊 Appendix:全ラップデータ

スクロールできます
ラップタイム累積距離(km)ペースGAP心拍心拍max上昇(m)下降(m)パワー(W)W/kgパワーmax最大W/kgピッチ接地(ms)GCT歩幅(m)上下動(cm)上下動比(%)最高ペース最高ピッチ
15:52.55:52.51.005:525:54125135802354.092814.891742530.958.28.75:22181
25:40.611:331.005:415:43133136152344.072544.421802480.988.28.45:29184
35:49.417:231.005:495:52134141032253.912564.451792500.958.18.65:36185
45:45.623:081.005:465:48133143052263.932454.261792490.978.38.55:20182
55:56.029:041.005:566:02125140102223.863566.191752520.958.18.64:06184
65:54.234:581.005:545:57137143012253.912404.171792520.948.18.75:30187
75:41.940:401.005:425:46139143022314.022544.421772480.988.38.45:19184
85:40.646:211.005:415:47141147202394.162694.681772490.978.28.55:22183
95:45.452:061.005:455:45142147442334.053155.481782500.978.38.55:14184
105:47.157:531.005:475:47146159682374.123666.371752520.978.48.65:13181
111:19.959:130.274:575:15145155032574.473536.141802391.098.78.04:06191
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この記事を書いた人

RuncersLAB運営。フルマラソンでの目標達成に向けて、論理的かつ科学的なアプローチでトレーニングに励む市民ランナー。 現在は「週110km」の走行をベースに、Vo2MAX61を基準とした独自のメニューを追求中。自身の体験とデータに基づき、42.195kmを「使い切る」ための戦略やギアレビューを発信しています。

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