2重閾値走を分割完走。午前1km×5(3:52/km)+午後5km閾値(4:02/km)——レディネス51の土曜

1km×5本を平均3:52/kmで完走。レディネス51の土曜午前——2重閾値走・第1段階

2026年7月18日、今日のランをひと言で言うなら、「2重閾値走を分割完走した日」だ。午前——EVO SLで1km×5本(平均3:52/km)。午後——Adios Pro 4で5km閾値走(平均4:02/km)。合計17.46km・1時間25分。レディネス51の中間帯から、1日で2種類の閾値刺激を取り切った。

📌 この記事の結論
  • 分割完走——午前1km×5(3:52/km)+午後5km閾値(4:02/km)。2重閾値走を1日2回に分けて完遂した
  • 第1段階——主観「3:55がキツい」に対し実測3:51〜3:55/km。5本目GCT 210ms・歩幅1.27mで代償の入口
  • 第2段階——5km連続閾値、平均4:02/km。4本目3:56/kmでLT Pace(3:57/km)に接触。GCT 207〜212ms——215ms撤退基準を下回った
  • 休息の効果——第1段階5本目の歩幅1.27m→第2段階1.29〜1.33mへ回復。分割設計がフォーム回復を可能にした
  • Next Action——日曜ロング30km前に、合計17.46km+2段階閾値の疲労をGarminで再確認。レディネス45以下なら距離短縮
エンティティ
VO2max61
LTHR179 bpm
LT Pace3:57/km
合計距離17.46 km
第1段階10.01 km / ワーク3:52/km / EVO SL
第2段階7.45 km / 閾値4:02/km / Adios Pro 4
目次

📊 Condition:レディネス51——数値は中間、主観は「疲労あり・痛みなし」

項目数値
睡眠スコア72
トレーニングレディネス51
HRVステータス83

Garminは「走れる」側に振れている。睡眠72・HRV 83は回復の基盤がある。レディネス51は中間帯——過去に34で強度走を中断した日(dailylog-0404)よりは余裕があるが、51で1日2段階の閾値走を重ねるには慎重さが要る。

走前の体感は「疲労はある、痛みはない」。第1段階後に休息を挟み、第2段階も完走——痛みなしは2段階通しで維持された。HRV 83が示す回復状態と、51が示す蓄積疲労——「走れない」ではなく「強度を選べ、分割しろ」という信号だった。

🎯 Intention:2重閾値走——午前・午後の分割設計

段階タイミングメニュー強度結果
第1段階午前1km×5本インターバル3:55〜4:00/km完走・平均3:52/km
第2段階午後5km閾値走LT Pace 3:57/km付近完走・平均4:02/km

2重閾値走は、1日のうちに2種類の「閾値付近の強度」を入れるトレーニング手法だ。第1段階でVO2max領域(LT Paceよりやや速い強度)を刺激し、第2段階でLT Pace付近の閾値走を入れる——2つの閾値刺激を組み合わせ、有酸素能力と乳酸閾値の両方を同時に鍛える。

サブ2:30に向けた能力向上フェーズでは、VO2max 61のポテンシャルを再び引き上げる必要がある(Run Logic:サブ3PJの全貌)。時間的制約から午前・午後に分割したが、週110kmスケジュール上の土曜強度日として、1日で2種類の閾値刺激を取り切る設計だった。

🏃 Data Result:第1段階——10.01km・ワーク平均3:52/km

項目数値
走行距離10.01 km
タイム51:32
ワーク平均ペース約3:52/km
最大心拍数186 bpm
シューズADIZERO EVO SL
本数タイムペース心拍(avg/max)ピッチGCT歩幅
13:51.23:51169/179186203ms1.35m
23:50.63:51171/180190205ms1.34m
33:54.93:55161/183180203ms1.33m
43:52.33:52173/184191202ms1.33m
53:52.83:53168/186187210ms1.27m

🏃 Data Result:第2段階——7.45km・閾値5km平均4:02/km

項目数値
走行距離7.45 km
タイム33:40
閾値5km平均ペース約4:02/km
平均心拍数158 bpm
最大心拍数182 bpm
シューズAdios Pro 4
kmタイムペース心拍(avg/max)ピッチGCT歩幅
14:04.04:04161/169187212ms1.30m
24:01.44:01171/179188209ms1.31m
34:05.14:05176/180188211ms1.29m
43:56.43:56169/182185207ms1.33m
54:03.44:03178/180188211ms1.30m

閾値5kmの平均4:02/kmは、LT Pace(3:57/km)より5秒/km遅い——やや保守的だが、4km目3:56/kmでLT Paceに接触している。心拍は2km目max 179bpm(LTHR)→5km目max 180bpmと閾値域に定着。GCT 207〜212ms——事前に設定した215ms撤退基準をすべて下回った。

🔬 Analysis:分割設計が機能した——第1段階の代償と第2段階の回復

🗺️ 要点
  • 第1段階——主観vsデータのズレ、5本目GCT 210ms
  • 休息——歩幅1.27m→1.29〜1.33mへ回復
  • 第2段階——5km閾値4:02/km、LTHR定着、GCT215ms未満

第1段階——主観とデータのズレ、5本目の代償

Fact:5本のペースは3:51→3:51→3:55→3:52→3:53/km。max心拍179→186bpm。5本目のみGCT 210ms・歩幅1.27m。

Qualia:「1km 3:55をずっとキープするのは少し難しかった」。5本に分かれているとはいえ、累積疲労の重さは感じていた。

Analysis:実測は3:51〜3:55/km——LT Paceより速い。レディネス51の疲労感が主観を先行させた。過去の1kmインターバル記録と比較しても安定。5本目のGCT 210msは代償の入口——ここで6本目を追加せず、休息に移った判断は正しい。

休息の効果——第1段階の代償が第2段階で回復した

Fact:第1段階5本目——歩幅1.27m、GCT 210ms。第2段階閾値5km——歩幅1.29〜1.33m、GCT 207〜212ms。215ms撤退基準を一度も超えなかった。

Qualia:第2段階開始時、第1段階より脚の重さは薄れていた。5km連続は1km×5より「長く感じる」が、ペースは4:00/km台で安定した。

Analysis:分割設計の核心がここにある。第1段階後のGCT 210msを「中止信号」とせず、休息後に第2段階へ移行——フォームは回復した。もし1セッション連続で走っていたら、第2段階の5km目でGCT 215ms超えの可能性が高かった。午前・午後の分割は、合計負荷を守りながら2種類の閾値刺激を取るための手段として機能した。

第2段階——4:02/kmの閾値走、4km目3:56/kmでLT Paceに接触

Fact:閾値5km平均4:02/km。4km目3:56.4/km(LT Pace 3:57/km)。心拍avg 161→178bpm、max 169→182bpm。W/kg 5.69→5.72と閾値域で安定。

Qualia:4km目だけ脚が軽く、LT Pace付近まで落とせた感覚があった。5km目は再び4:03/km——平均4:02/kmで着地。

Analysis:平均4:02/kmはLT Paceより5秒遅いが、4km目3:56/kmが示すように「遅い閾値」の容量はある。2km目max 179bpm(LTHR)から5km目max 180bpm——心拍ドリフトは最小限。第1段階max 186bpmより低い——VO2max領域ではなく閾値域に正確に収まっている。2重閾値走の第2段階として、目的は達成された。

👟 Gear Choice:EVO SL(第1段階)→ Adios Pro 4(第2段階)

第1段階・EVO SL:高強度インターバル専用枠。1〜2本目はピッチ190spm付近まで上がり、推進力が明確だった(EVO SL実走レビュー)。5本目GCT 210ms——シューズではなく脚の疲労がフォームに出たサイン。第1段階の役目は完了。

第2段階・Adios Pro 4:LT Pace付近の5km連続閾値走。207〜212msのGCT安定、歩幅1.29〜1.33m——長距離での脚持ちとクッションが5km連続の閾値走に適していた。EVO SLのスピード特化とは役割が異なり、2重閾値走の「遅い閾値」にはAdios Pro 4が正解だった。

🎯 Next Strategy:日曜ロング30km——2段階閾値翌日の判断基準

  • 日曜ロング30km(Adistar 4)——朝のGarmin再確認。レディネス45以下なら30km→25kmに短縮、40未満なら20km
  • 2重閾値走翌日の心拍基準——Eペース(5:00/km)で心拍140bpm超えが10km続いたら、距離短縮
  • 左足踵・内側広筋の違和感——走行中に増幅したら即ペースダウン。データより「増幅の有無」で判断
  • 2重閾値走の分割設計——本日は成功。同じ構造は時間制約のある強度日に再適用可能。第1段階5本目GCT 210ms→休息→第2段階の流れを標準化する
  • 第2段階ペース——平均4:02/kmは保守的。次回は4:00/km前後を目標に、4km目のLT Pace接触を早める

❓ FAQ

レディネス51で1km×5本インターバルは早すぎないか?

51は中間帯であり、34のような中断ラインではない。第1段階5本で止め、休息後に第2段階5km閾値も完走——51の中間帯でも分割設計が機能すれば、2重閾値走は実行可能である。

設定3:55〜4:00なのに3:51/kmで走れていた。ペース設定は見直すべきか?

第1段階は3:50〜3:55/kmが実態に近い。ただし第1段階で速く走れても、第2段階5km閾値(平均4:02/km)を完走できた——過走ではなく分割設計の成功。「設定より速い第1段階+完走した第2段階」が、能力の証明である。

2重閾値走を午前・午後に分割するのはどういう意味か?

2重閾値走は、1日のうちに2種類の閾値付近の強度を入れるトレーニングだ。第1段階(速い閾値):LT Paceよりやや速いインターバル——本日は1km×5本・平均3:52/km。第2段階(遅い閾値):LT Pace付近の持続走——本日は5km・平均4:02/km。通常は1セッション連続だが、時間制約がある日は午前・午後に分割しても効果は維持できる。本日のデータがそれを証明している——第1段階5本目GCT 210ms・歩幅1.27mの代償が、休息後の第2段階でGCT 207〜212ms・歩幅1.29〜1.33mに回復した。分割のメリットは、(1)回復時間の確保、(2)第2段階前のGarmin再確認、(3)各段階の質を落とさない——の3点。デメリットは合計疲労が高い点——日曜ロング30km前にレディネス再確認が必須である。

📊 Appendix:全ラップデータ(第1段階)

スクロールできます
ラップタイム累積距離(km)ペースGAP心拍心拍max上昇(m)下降(m)パワー(W)W/kgパワーmax最大W/kgピッチ接地(ms)GCT歩幅(m)上下動(cm)上下動比(%)最高ペース最高ピッチ
WU 15:44.95:44.91.005:455:53117136222293.983205.571712532530.988.58.75:12179
WU 25:24.811:101.005:255:20136141562564.452995.201782452451.048.68.35:02181
WU 35:34.116:441.005:345:38136146762424.213135.441762482481.008.48.45:16182
WU 40:31.017:150.086:206:24118133002043.552334.051592532530.978.48.75:41179
13:51.221:061.003:513:59169179003345.814187.271862032031.358.86.53:23194
回復1:0022:060.0910:409:0116217600981.703355.83932262260.896.67.63:53190
23:50.625:571.003:513:56171180003435.974257.391902052051.348.86.63:21194
回復1:0026:570.0425:2720:5816718000570.993415.93372272271.258.97.43:58185
33:54.930:521.003:554:07161183003155.483846.681802032031.338.76.53:37209
回復1:0031:520.0910:419:1816718100761.323205.57742492490.926.98.14:00190
43:52.335:441.003:523:57173184003365.843646.331912022021.338.66.53:41199
回復0:21.936:060.0310:417:49163183001462.543435.971222452450.936.98.73:51190
53:52.839:591.003:534:13168186003205.573796.591872102101.278.66.93:40195
CD 17:21.047:201.007:217:18151180781843.203415.931552682680.878.09.43:56192
CD 24:12.251:320.676:176:17151155342183.792624.561732602600.928.39.05:34179
概要51:3251:3210.015:095:1415118624262544.424257.391702342341.108.47.93:21209

📊 Appendix:全ラップデータ(第2段階)

スクロールできます
ラップタイム累積距離(km)ペースGAP心拍心拍max上昇(m)下降(m)パワー(W)W/kgパワーmax最大W/kgピッチ接地(ms)GCT歩幅(m)上下動(cm)上下動比(%)最高ペース最高ピッチ
WU 15:23.55:23.51.005:245:33128144552504.353546.161702512511.058.98.64:29181
WU 25:25.110:491.005:255:24140147782584.493265.671762482481.058.88.44:26183
T 14:04.014:531.004:044:07161169013275.693816.631872122121.308.96.83:46190
T 24:01.418:541.004:014:02171179003315.763656.351882092091.318.86.73:45193
T 34:05.122:591.004:054:06176180113305.743806.611882112111.298.86.83:38192
T 43:56.426:561.003:564:03169182223375.863976.901852072071.338.96.73:34200
T 54:03.430:591.004:034:06178180113295.723826.641882112111.308.86.83:44192
CD2:40.933:400.456:016:08149181242263.933365.841662582580.968.58.93:57187
概要33:4033:407.454:314:3515818218222985.183976.901812272271.208.87.53:34200
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

RuncersLAB運営。フルマラソンでの目標達成に向けて、論理的かつ科学的なアプローチでトレーニングに励む市民ランナー。 現在は「週110km」の走行をベースに、Vo2MAX61を基準とした独自のメニューを追求中。自身の体験とデータに基づき、42.195kmを「使い切る」ための戦略やギアレビューを発信しています。

コメント

コメントする

目次