18.71kmを5:02/kmで刻んだ平塚下見走。レディネス20の中で17ラップ目4:24/km——横浜マラソン前日の「Eだけにしない」配線

18.71kmを5:02/kmで刻んだ平塚下見走。レディネス20の中で17ラップ目4:24/km——横浜マラソン前日の「Eだけにしない」配線

2026年10月24日。平塚総合公園の下見を兼ねたEペース走18.71kmを、5:02/km・心拍138bpmで終えた。Garminは睡眠50・レディネス20と告げる。走前の違和感はなかった。レガシーハーフ後にEが続いた週を、17ラップ目の4:24/kmだけで更新した。明日は横浜マラソン——今日の勝ち負けは、42km前日に脚を預けすぎないことだ。

📌 この記事の結論
  • 配線の正解——18.71km・5:02/kmは走り切る練習ではなく、コース下見+明日フルへの残量管理
  • レディネス20——回復不足を示すが、違和感ゼロで完走。数値はブレーキ、体は走らせた日
  • 4:24/kmの1本——17ラップ目(心拍156・パワー311W)だけE帯を外し、E一辺倒を避けた最小刺激
  • EVO SL——下見の曲がり角と短い加速向き。明日42km LSDは別靴
  • Next——横浜は完走と補給の実験。ペースより心拍と右内転筋・左踵の監視
エンティティ値
VO2max61
LTHR179 bpm
LT Pace3:57/km
本日の距離18.71 km
平均ペース5:02/km
本日のシューズADIZERO EVO SL
目次

📊 Condition:睡眠50・レディネス20——数値は赤、体は白

項目数値
睡眠スコア50
トレーニングレディネス20
HRVステータス103

睡眠50とレディネス20は、距離を切るラインに近い。レディネス19で7km調整に留めた日と同じ低レディネス帯だ。走前の体に違和感はなかった——ここが今日の分岐である。

数値だけ見れば「短く遅く」が妥当だ。だが脚は要求に応えた。低レディネスを言い訳に距離だけ削るのではなく、強度の形を変える——E中心にスピードの峰を1本だけ足す。それが今日のCondition解釈だ。

🎯 Intention:平塚下見と、E一辺倒を避ける配線

目的は二つ。平塚総合公園のコース下見。レガシーハーフ終了後にEペースが続いた週を、Eだけで終わらせないこと。E帯は4:50〜5:15/km——LT Pace 3:57/kmから見れば明確な有酸素域だ。

土曜定位置(20km MP+夕方リカバリー)をそのまま置けば、10/25横浜マラソン42km前日としては過剰だ。前日金曜の10.75kmリカバリーで土日への配線を始め、今日は調整走+下見へ組み替えた。レガシーハーフ前後のE配線と同型で、レース名は違うが「前日に距離より配線」という思想は同じである。

🏃 Data Result:5:02/km・138bpm——Eの真ん中、峰は1本

項目数値
走行距離18.71 km
タイム1:34:15
平均ペース5:02 /km
GAP5:05 /km
平均心拍数138 bpm
最大心拍数162 bpm
平均ピッチ178 spm
平均ストライド1.10 m
平均気温19.2 ℃
総上昇/下降88 m / 83 m

平均5:02/kmはE帯の中央。LTHR 179bpmに対し平均138bpm——今日の主役は閾値走ではない。最大162bpmは17ラップ目4:24/kmに紐づく。1ラップ目5:34/km(HR118)は立ち上げ・下見寄りの出方だ。

2ラップ目以降は4:46〜5:24/kmで推移。17ラップ目だけ4:24/km(HR156・パワー311W・歩幅1.24m)。18ラップ目5:26/kmで戻し、0.71kmの締め5:26/km——加速の後にEへ戻せている。

🔬 Analysis:低レディネスでも「峰を1本に絞る」

🗺️ 要点
  • 17ラップ4:24/km——E週の神経系を1kmだけ更新
  • HR138bpm——明日42kmへ糖原を使い切らない帯
  • 下見走——1kmタイムの分散にコース情報が乗る

17ラップ目4:24/km——最小刺激の芯

Fact:17ラップ目4:23.7/km、GAP4:24、HR156(max162)、パワー311W(5.36W/kg)、接地221ms、歩幅1.24m。他ラップはおおむね4:46〜5:17/km・HR125〜147bpm。

Qualia:Eだけが続く週のあと、短く速い区間を入れると脚の返りが「まだある」と分かる。長くは踏まない——走中の判断だった。

Analysis:フルインターバルはレディネス20には重い。1kmだけLT手前を入れ、負荷のピークを1点に集約する。心拍162bpmはLTHRの90%前後——能力測定ではなく配線確認の強度だ。

心拍138bpm——明日フルへの残量

Fact:平均HR138bpm、GAP5:05/km。標高+88m/-83m。走行後も明日フルに向けた軽めの調整として設計。

Qualia:走後は「明日フルに向けて軽めにできた」手応え。脚を使い切った感覚はない。

Analysis:低レディネス+翌日フルでは、距離18km前後・平均HR140前後・スピード峰1本が「脚は動かすが糖原を使い切らない」帯に入りやすい。9月440kmで横浜を視野に入れた流れの延長上、10月は42kmの実行実験に寄せている。

平塚下見——ペースより曲がりと標高

Fact:1ラップ目だけ5:34/km。7・12・18ラップは5:17〜5:27/km帯。公園コース想定で標高変動は小刻み。

Qualia:下見はペース競争ではない。坂の出方と視界の変化を体で覚える作業だ。

Analysis:1kmタイムの分散にコース情報が乗る。5:17〜5:27/km帯は、単純な失速というより配置・曲がり・立ち上げの混合と読むのが妥当——将来そのコースで走るときのベースラインになる。

👟 Gear Choice:EVO SL——下見と「1本だけ上げる」日

曲がりの多い公園+E中心に1kmだけ4:20台。軽量で接地が返るADIZERO EVO SLを選んだ。日常EのSuperblast 3より、方向転換と短い加速に寄せた。

17ラップ目で歩幅1.24m・接地221ms——EVO SLらしい「踏むと進む」感覚。E帯全体ではピッチ178spm前後で極端な崩れはない。レディネス20でも違和感ゼロだった。

明日42km LSDにEVO SLを履く合理性は低い。18km前後の調整・公園下見・E+1本4:20台が次回履く条件だ。使い分けの根拠はADIZERO EVO SL 実走レビューに整理した。

🎯 Next Strategy:横浜マラソン——完走と補給が主実験

  • 10/25横浜:LSDとして走り抜く。サブ3・MP配分は追わない。序盤Z1〜低Z2、20km以降は無心で回す
  • 補給:レース本番と同型のゼリー/水リズムを試す。フル当日はレース用プロトコルに切り替え
  • ケア:右内転筋・左踵は走前ストレッチ+走後筋膜。痛みが出たら即降格
  • フル後48時間は距離より睡眠とHRV推移を見る。レディネス20台は回復優先週として扱う

❓ FAQ

レディネス20なのに18km走って大丈夫か?

一般論では距離を削る。今日の一次情報は違和感なし・平均HR138・スピード1本・走後も明日へ残量意識が揃ったことだ。判断軸はレディネス単体ではなく、心拍応答・走後感覚・翌日目的の三点である。

なぜEだけにせず4:24/kmを入れたか?

レガシーハーフ後にEが続くと脚の出方が鈍りやすい。フルインターバルは載せない。1kmだけ4:20台を入れてEへ戻す——神経系への最小刺激として配線した。

マラソン前日走はタイムを落とさないか?

落とす可能性はある。横浜はLSD完走が主目的でサブ3配分は追わない。コース下見と心理準備を優先し、強度はE中心+1本の短い加速に抑えた。

📊 Appendix:全ラップデータ

スクロールできます
ラップタイム累積距離(km)ペースGAP心拍心拍max上昇(m)下降(m)パワー(W)W/kgパワーmax最大W/kgピッチ接地(ms)GCT歩幅(m)上下動(cm)上下動比(%)最高ペース最高ピッチ
15:34.35:34.31.005:345:361181291042574.433566.14170246—1.048.68.34:59190
24:50.310:251.004:504:53131141142784.793045.24181234—1.138.87.74:23189
35:05.315:301.005:055:0612514312102744.723676.33177239—1.098.78.04:34184
44:55.220:251.004:554:56137144022754.743075.29181234—1.128.77.84:46185
55:06.625:321.005:075:0413814811112714.673445.93179240—1.088.78.04:54184
64:53.730:251.004:544:55141147222764.763145.41182233—1.128.67.74:45188
75:16.635:421.005:175:13136147952674.603766.48178239—1.068.38.04:33214
84:54.040:361.004:545:01131148202704.663135.40174234—1.138.87.74:33184
94:53.145:291.004:534:52144159222834.883566.14180235—1.138.87.84:12186
104:59.650:291.005:005:03137148002674.603085.31179235—1.098.57.84:47187
115:05.555:341.005:065:12136143102654.572955.09179239—1.078.58.04:47186
125:23.81:00:581.005:245:291401496122524.343616.22173241—1.068.48.14:28189
134:45.81:05:441.004:464:58137158312774.783716.40177232—1.148.67.73:48193
144:53.51:10:371.004:544:5214715413122834.883796.53177235—1.138.87.84:26188
154:54.71:15:321.004:554:54146152112804.833095.33180235—1.138.87.84:35184
165:01.81:20:341.005:025:03142151572754.743465.97180238—1.098.77.94:40186
174:23.71:24:571.004:244:24156162303115.363816.57178221—1.248.97.23:54189
185:25.81:30:231.005:265:35145159682484.283656.29174245—1.038.48.34:41187
193:51.31:34:150.715:265:28139149012524.343395.84177244—1.048.58.24:10186
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

RuncersLAB運営。フルマラソンでの目標達成に向けて、論理的かつ科学的なアプローチでトレーニングに励む市民ランナー。 現在は「週110km」の走行をベースに、Vo2MAX61を基準とした独自のメニューを追求中。自身の体験とデータに基づき、42.195kmを「使い切る」ための戦略やギアレビューを発信しています。

コメント

コメントする

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

目次