2026年8月31日、月曜のリカバリージョグ——14.49kmを6:01/kmで完走した。レディネス1という警告の中、心拍126bpmで週を起動した。今日のランをひと言で言えば、「数値は赤信号、心拍は青信号、暑さが抜けた湘南の朝が許した配線走」だ。
- レディネス1は走らない理由ではない——心拍126bpm・最大149bpmに収まった14.49kmは、Z1リカバリーとして機能した
- 睡眠60は過小評価の可能性——実際の入眠時間とGarmin計測のズレがあり、体感は数値より回復寄りだった
- 気温低下が心拍を抑制——1km目30℃→中盤26℃の環境変化で、走っていても心拍が思いっきり上がらなかった
- Gel Nimbus 28は月曜の正解——疲労残りの脚を沈めず、後半5:39/km台まで自然に加速させた
- 火曜20km+WSへ繋ぐ——今週のスタートとして問題なし。強度は上げず、この配線を維持する
📊 Condition:レディネス1の朝、体感は「悪くない」
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 睡眠スコア | 60 |
| トレーニングレディネス | 1 |
| HRVステータス | 58 |
Garminは「走るな」と言っている。レディネス1は、このブログでも何度も出てくる数字だ。だが今日は、数値と体感にズレがあった。
睡眠スコア60は低い。ただ、実際に寝ていた時間とGarminが計測した睡眠時間には差分がある。起きたときの体は、60点よりは回復していた。昨日の疲れは残っていたが、「走れない」ほどではなかった。HRVステータス58は中程度——自律神経は完全に休んでいるわけではないが、完全に停止しているわけでもない。月曜リカバリーとして許容範囲内と判断した。
🎯 Intention:日曜の疲労を抜き、火曜の20kmへ配線する
月曜の役割は明確だ。週135〜148km設計の中で、月・金はリカバリージョグ(Z1)に充てている。目標は12〜15km、ペース5:30〜6:15/km。昨日の負荷を抜き、火曜のEラン20km+WS 5本へ繋ぐ配線走だ(週110km設計参照)。
シューズはGel Nimbus 28を選択した。疲労残りの脚にクッションと安定感を与え、ペースを抑えつつ距離を稼ぐ——リカバリー専用枠のシューズだ。検証したかったのは一点だけ。「レディネス1でも、心拍を抑えたリカバリーは成立するか」。過去に同じレディネス1・同じシューズで走った月曜の記録(dailylog-0511)では、心拍の乱高下が課題だった。今日はその再検証だ。
🏃 Data Result:14.49km・6:01/km、心拍はLTHRの70%以下
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 走行距離 | 14.49 km |
| タイム | 1:27:11 |
| 平均ペース | 6:01 /km |
| 平均心拍数 | 126 bpm |
| 最大心拍数 | 149 bpm |
| 平均ピッチ | 174 spm |
| 平均ストライド | 0.94 m |
狙いどおりの走りだ。距離14.49kmは設計上限に近く、ペース6:01/kmはZ1帯(5:30〜6:15/km)の中央付近。LTHR 179bpmに対して平均心拍126bpmは約70%。完全な有酸素域での走行と言える。最大心拍149bpmは14km目の下り区間でのみ記録された——走っていても心拍が思いっきり上がることはなかった。
🔬 Analysis:心拍が上がらなかった3つの要因
レディネス1と体感の乖離——「走れる」ラインの再定義
Fact:レディネス1、睡眠60、HRV 58。いずれも低〜中程度の指標。平均心拍126bpm、最大149bpm。
Qualia:走る前は昨日の疲れを感じていた。睡眠スコア60も気になった。だが「走れない」ほどではなかった。実際の入眠時間はGarminの計測より長かった。
Analysis:レディネス1は「絶対に走るな」ではない。「強度を上げるな」のサインだ。過去の同条件走では心拍の乱高下が問題になったが、今日は平均126bpmで安定。乖離の正体は、Garminが捉えきれない睡眠の質と、昨日の疲労が「残存」ではなく「回復過程」に入っていたことだ。
7〜11kmの自然加速——リカバリーなのに5:39/km
Fact:1km目6:43/kmからスタートし、7km目以降5:59/km→5:43/km→5:39/kmと加速。10km目5:39/kmが最速区間。心拍は133〜141bpmに上がったが、149bpmには届かなかった。
Qualia:気温が下がって走りやすくなってきた。意識的に速くしたわけではない。脚が自然に回るようになった。
Analysis:ネガティブスプリット傾向だが、リカバリー走として問題ない範囲だ。6:01/kmの平均ペースは維持されており、加速は「脚が軽くなった」反応だ。LT Pace 3:57/kmから見れば5:39/kmでも有酸素域内。心拍141bpmはLTHRの79%——まだZ2の手前だ。
気温30℃→26℃が心拍を縛った
Fact:1km目の気温30.0℃、中盤26〜27℃、終盤28.0℃。心拍は115bpm(1km目)→133〜134bpm(10〜14km目)と緩やかに上昇。急激なドリフトはなし。
Qualia:かなり気温が低くなってきて、走りやすい環境になっていた。走っていても心拍が思いっきり上がることはなかった。
Analysis:8月の湘南では、気温4℃の低下は心拍に直結する。同じペースでも、30℃と26℃では心拍応答が異なる。今日の心拍抑制の主因は、脚の回復というより環境の改善だ。ただし、心拍が上がらなかったこと自体が「リカバリーとして正しい走り方ができた」証拠でもある。
👟 Gear Choice:Gel Nimbus 28——疲労残りの脚を「沈めない」クッション
月曜リカバリーにNimbus 28を選んだ理由は単純だ。疲労残りの脚に、過度な反発や硬さを与えない。クッションで着地衝撃を吸収し、アライメントの崩れを防ぐ。実走感は期待どおりだった。序盤6:40台のペースでも脚が重く感じなかった。中盤以降、自然とペースが上がったのはシューズが「引っ張った」からではなく、脚が回復し始めたからだ。
ASICS Gel Nimbus 28 実走レビューで書いた「リカバリー専用の論理」は、今日も再現された。Nimbus 28は推進力より安定感のシューズだ。次回も月曜・金曜のリカバリー、または体の違和感がある日はこの選択だ。
🎯 Next Strategy:火曜20km+WSへ、そのまま繋ぐ
❓ FAQ
- トレーニングレディネス1でもリカバリー走してよいのか?
-
強度を上げない限り、走ってよい。今日のように平均心拍126bpm・最大149bpmに収まり、ペースがZ1帯内なら、走行自体が回復刺激になる。レディネス1は「高強度を避けろ」のサインであり、「完全休養しろ」のサインではない。
- リカバリー走なのに後半5:39/kmまで上がったのは失敗か?
-
失敗ではない。平均6:01/kmが維持され、心拍141bpmはLTHRの79%にとどまった。気温低下による自然な加速だ。意図的にペースを落とす必要はなかった。
- 睡眠スコア60は信頼できるか?
-
完全には信頼できない。実際の入眠時間とGarmin計測にズレがある場合、体感を併用する。今日は睡眠60でも体感は「悪くない」——結果、心拍データが体感を裏付けた。
📊 Appendix:全ラップデータ
| ラップ | タイム | 累積 | 距離(km) | ペース | GAP | 心拍 | 心拍max | 上昇(m) | 下降(m) | パワー(W) | W/kg | パワーmax | 最大W/kg | ピッチ | 接地(ms) | GCT | 歩幅(m) | 上下動(cm) | 上下動比(%) | 最高ペース | 最高ピッチ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 6:42.7 | 6:42.7 | 1.00 | 6:43 | 6:37 | 115 | 128 | 11 | 1 | 216 | 3.76 | 267 | 4.64 | 171 | 266 | — | 0.85 | 8.1 | 9.5 | 6:01 | 178 |
| 2 | 6:11.2 | 12:54 | 1.00 | 6:11 | 6:14 | 123 | 131 | 1 | 5 | 224 | 3.90 | 245 | 4.26 | 175 | 257 | — | 0.92 | 8.2 | 8.9 | 5:49 | 180 |
| 3 | 6:21.8 | 19:16 | 1.00 | 6:22 | 6:29 | 120 | 124 | 0 | 4 | 206 | 3.58 | 235 | 4.09 | 174 | 261 | — | 0.90 | 8.2 | 9.1 | 5:44 | 178 |
| 4 | 6:10.2 | 25:26 | 1.00 | 6:10 | 6:22 | 121 | 128 | 0 | 5 | 208 | 3.62 | 239 | 4.16 | 173 | 258 | — | 0.92 | 8.2 | 9.0 | 5:46 | 179 |
| 5 | 6:20.9 | 31:47 | 1.00 | 6:21 | 6:21 | 118 | 129 | 0 | 0 | 210 | 3.65 | 243 | 4.23 | 172 | 259 | — | 0.91 | 8.2 | 9.1 | 5:54 | 178 |
| 6 | 6:12.7 | 37:59 | 1.00 | 6:13 | 6:17 | 124 | 128 | 2 | 1 | 211 | 3.67 | 233 | 4.05 | 174 | 258 | — | 0.91 | 8.2 | 9.0 | 5:58 | 179 |
| 7 | 5:58.7 | 43:58 | 1.00 | 5:59 | 5:57 | 128 | 136 | 2 | 1 | 224 | 3.90 | 262 | 4.56 | 177 | 254 | — | 0.94 | 8.3 | 8.8 | 5:41 | 181 |
| 8 | 5:59.2 | 49:57 | 1.00 | 5:59 | 5:59 | 129 | 136 | 2 | 2 | 229 | 3.98 | 299 | 5.20 | 176 | 255 | — | 0.94 | 8.3 | 8.8 | 5:40 | 179 |
| 9 | 5:43.3 | 55:41 | 1.00 | 5:43 | 5:50 | 130 | 136 | 0 | 3 | 236 | 4.10 | 286 | 4.97 | 174 | 250 | — | 0.98 | 8.4 | 8.6 | 5:19 | 180 |
| 10 | 5:39.1 | 1:01:20 | 1.00 | 5:39 | 5:40 | 133 | 141 | 2 | 1 | 247 | 4.30 | 317 | 5.51 | 177 | 250 | — | 0.99 | 8.5 | 8.6 | 4:54 | 181 |
| 11 | 5:43.3 | 1:07:03 | 1.00 | 5:43 | 5:48 | 131 | 137 | 0 | 3 | 238 | 4.14 | 315 | 5.48 | 175 | 250 | — | 0.99 | 8.5 | 8.5 | 4:37 | 181 |
| 12 | 5:55.6 | 1:12:59 | 1.00 | 5:56 | 6:01 | 128 | 140 | 4 | 0 | 237 | 4.12 | 274 | 4.77 | 174 | 255 | — | 0.94 | 8.3 | 8.8 | 5:30 | 180 |
| 13 | 5:41.5 | 1:18:40 | 1.00 | 5:42 | 5:49 | 129 | 143 | 2 | 1 | 245 | 4.26 | 315 | 5.48 | 171 | 252 | — | 1.00 | 8.6 | 8.6 | 5:00 | 178 |
| 14 | 5:47.3 | 1:24:28 | 1.00 | 5:47 | 5:53 | 134 | 149 | 1 | 9 | 228 | 3.97 | 284 | 4.94 | 169 | 255 | — | 1.00 | 8.7 | 8.8 | 5:15 | 177 |
| 15 | 2:43.8 | 1:27:11 | 0.49 | 5:34 | 5:38 | 132 | 140 | 0 | 0 | 235 | 4.09 | 283 | 4.92 | 175 | 252 | — | 1.02 | 8.7 | 8.6 | 4:56 | 178 |
| 概要 | 1:27:11 | 1:27:11 | 14.49 | 6:01 | 6:05 | 126 | 149 | 29 | 36 | 225 | 3.91 | 317 | 5.51 | 174 | 256 | — | 0.94 | 8.3 | 8.9 | 4:37 | 181 |


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