筋トレ翌日のEペース10kmを5:10/kmで完走。レディネス34でも心拍143bpm——最終1kmの4:32/kmが示した「脚の余力」

筋トレ翌日のEペース10kmを5:10/kmで完走。レディネス34でも心拍143bpm——最終1kmの4:32/kmが示した「脚の余力」

2026年7月6日、筋トレ翌日のEペース10kmを5:10/kmで完走した。レディネス34・睡眠85——数値は低いが、平均心拍143bpmでE域に収まった。最終1kmの4:32/kmでキレを確認し、7月最初の月曜を走り切った。

📌 この記事の結論
  • メニュー選択——疲労残り+足トレ翌日のため、Eペース10kmに設計を絞った。距離より強度を守る判断だった
  • 3kmの壁——前3kmは体の重さがあったが、4km以降は感覚が解消。Garmin上も心拍115→140→123bpmと、E域の余裕内だった
  • 心拍の正直——平均143bpm、最終1kmを4:32/kmに上げても166bpm止まり。LTHR179bpmから見れば、今日の脚は「死んでいない」
  • EVO SL——低強度走でも軽さは健在。最終キレ確認に使えるが、E走の主役シューズではない
  • 7月の起点——真夏突入前の月曜。気持ちを切り替え、今週の設計を積み上げる
エンティティ
VO2max61
LTHR179 bpm
LT Pace3:57/km
本日の距離10.11 km
本日の平均ペース5:10/km
本日のシューズadidas ADIZERO EVO SL
目次

📊 Condition:睡眠85とレディネス34のズレ

項目数値
睡眠スコア85
トレーニングレディネス34
HRVステータス74

睡眠85は十分だ。一方レディネス34は低い。HRV74も、回復完了を示す数値ではない。この組み合わせは「寝たが、身体はまだ追いついていない」を意味する。

走る前の体感は、数値と一致していた。体が重い。前日の足トレの影響が主因だ。加えて、手足口病で指にできものと腫れがあり、握り込みやバランスに微妙なノイズが入る。致命傷ではないが、コンディションは整っていない。

それでも月曜は走る日だ。私のEペースはおおよそ5:00/kmで、LTHR179bpmを基準に強度を決めている(LTHR 179bpmを基準にした強度設定)。今日はその設計どおり、速く走る日ではなかった。

🎯 Intention:疲労残りを「Eペース10km」に封じ込める

今日の目的は明確だった。少し疲労が残っている状態で、Eペース走を完走する。それ以上の刺激は不要、以下も不要。

前日に足トレをしていた。5/31のDaily Logでは、筋トレ翌日・レディネス49の朝に30km走を21kmで切り上げた——「距離より質」の判断だった(dailylog-0531)。今日のレディネス34は、あの日よりさらに低い。同じ轍は踏まない。10km、Eペース、それだけ。

シューズはADIZERO EVO SL。インターバルやLT走の主役だが、今日は最終1kmのキレ確認以外は低強度。軽さを活かして、重い体を引きずらないための選択だった。

7月最初の月曜。6月は295kmと設計から大きく下回り、後半は体調不良で削られた月だった。今週から真夏に入る。走行距離の絶対値より、走れる状態で週を組み立てることを優先する。

🏃 Data Result:5:10/km・心拍143bpm——E域の中に収まった10km

項目数値
走行距離10.11 km
タイム52:15
平均ペース5:10 /km
GAP5:11 /km
平均心拍数143 bpm
最大心拍数176 bpm
平均ピッチ176 spm
平均ストライド1.08 m
平均パワー265 W(4.61 W/kg)
平均気温24.1 ℃

平均5:10/kmは、私のEペース(5:00/km前後)から10秒遅い。レディネス34・足トレ翌日・気温24℃——この条件セットなら妥当なラインだ。平均心拍143bpmはLTHR179bpmの約80%。E走として正しい位置にいる。

ラップを見ると、前半3kmは5:30→5:03→5:33と乱高下。心拍115→140→123bpm。ここが「重かった」区間だ。4km以降は5:16〜5:04/kmに収束し、心拍も137→156bpmと緩やかに上昇。後半の安定感は、体感「3km以降は特に重みを感じなかった」と一致する。

最終1km(ラップ10)は4:32/km、心拍166bpm。最大176bpmまで上がったが、LTHR179bpm未満。想像以上に心拍が上がらずに走れた——この言葉は、データ的にも裏付けられる。

🔬 Analysis:3kmで消えた重さと、最終キレの意味

前3kmの「重さ」——足トレ翌日の代償は3kmで払い終わった

Fact:ラップ1〜3の平均ペースは5:22/km、心拍126bpm。ラップ4以降は5:12/km、心拍149bpm。ペースは10秒速くなり、心拍は23bpm上がった。

Qualia:3kmまでは足が鉛のように感じた。足トレ翌日特有の、大腿四頭筋と臀筋の「起動遅れ」だ。4km目あたりから、ふと軽くなる。意識的にペースを上げたわけではない。体が勝手に切り替わった。

Analysis:足トレ翌日の筋疲労は、有酸素走の最初の数kmで「解消コスト」として現れる。血流と体温が上がれば、代謝産物が流れ、神経筋の応答が戻る。3kmはその閾値だった可能性が高い。5/31に30kmを切り上げた日との違いは、今日は距離を最初から10kmに封じていたことだ。

心拍143bpmの正直——レディネス34でも「E」は成立する

Fact:9km時点まで平均心拍143bpm、最大162bpm(ラップ7)。最終1km加速で166bpm、走全体の最大176bpm。LTHR179bpmに対し、余裕は13〜33bpm。

Qualia:走っている最中、ペースを意識することは少なかった。最後の1kmだけスピードを上げ、キレを確認した。4:32/kmに上げても、胸の苦しさはない。想像していたより楽だった。

Analysis:レディネス34は「高強度を避けよ」という信号だ。だがEペース走は、高強度ではない。低レディネス=走れないではない。低レディネス=強度を間違えるなが正しい解釈だ。今日の143bpmは、低強度なら回るという再確認だった。

7月最初の月曜——「気持ちの切り替え」と設計の起点

Fact:月曜・10.11km・Eペース・気温24.1℃(平均)。週間設計上の月曜はリカバリー8〜10km。

Qualia:走り終えた後、体は軽かった。疲労は残っているが、悔しさはない。今週がスタートし、真夏に突入する。気持ちを入れ替えて、頑張る——そう思えた。

Analysis:6月の教訓は「距離を追うより体調を万全に」だ。7月最初の月曜に10km Eペースで心拍143bpm——これは消極的な走りではない。来週以降の火〜日のメニューに向けた、安全な起動実験だ。真夏はロング走の費用対効果が下がる。スピード練習へ軸を移すフェーズに入る前に、低強度で脚が生きている確認は、週の設計に必要なデータ点だ。

👟 Gear Choice:EVO SL——E走の主役ではないが、キレ確認には使える

EVO SLを選んだ理由は二つ。軽さで重い体を引きずらないこと。最終1kmでキレを確認できること。

実走中、4km以降の推進力は問題なかった。ピッチ176spm、歩幅1.08m——E走として標準的なフォームだ。最終1kmで4:32/km、ピッチ182spm、歩幅1.20mに伸びた。EVO SLの反発を借りて、無理なくペースを上げられた。

ただし、今日の主役はこのシューズではない。Eペースの日常練習はSuperblast 3やAdistar 4の領域だ。EVO SLは低強度+最後だけスピード確認という、やや不釣り合いな使い方だった。詳細なスペックと使い分けは、ADIZERO EVO SL 実走レビューにまとめている。

次回EVO SLをE走に使う条件は、レディネス50以上かつ、最終2kmでLT手前の刺激を入れたい日に限る。

🎯 Next Strategy:火曜以降——レディネス40超えまで強度を上げない

  • 火曜——レディネス40未満なら、ペース走・インターバルは実施しない。10km Eペースか、8kmリカバリーのどちらか
  • 水曜——レディネス40超+体の重さ解消を確認できたら、ミドルラン15km(E〜E+)。まだ重ければ10km Eで止める
  • 手足口病の指——腫れが走行中に悪化しなければ走行継続可。握り込みで痛みが出るなら、インターバル日はSuperblast 3に切り替え
  • 足トレとの間隔——次の足トレは、火〜水のポイント練習の後(木曜以降)に配置。月曜E走の前日に足トレを入れない
  • 7月の軸——週110kmの絶対値より、スピード練習の質を優先。今日の10km Eは、その前提を守った起動走

❓ FAQ

レディネス34なのに、なぜ休まず10km走ったのか?

月曜リカバリーは週の起動装置だ。レディネス34は「高強度禁止」の信号であって「走るな」の信号ではない。Eペース・10km・心拍143bpm——この組み合わせなら、疲労を増やさずに走行刺激を入れられる。5/31のように距離を削る判断もあるが、今日は最初から10kmに設計していた。

最終1kmを4:32/kmに上げたのは、E走としてやりすぎでは?

1kmだけなら、E走の設計を壊すほどではない。心拍166bpm、LTHR179bpmまで13bpmの余裕。9kmまで平均143bpmで走った後の1km加速は、脚のキレが残っているかの確認実験だった。結果、脚は生きていた。

足トレ翌日にEペース走は適切か?

距離と強度次第だ。5/31は30km走を21kmに切り上げた——筋トレ翌日にロング走は設計ミスに近い。今日は10km Eペースに封じ、前3kmの重さを許容した。3km以降に体が切り替わったなら、10km Eは足トレ翌日でも成立する。

📊 Appendix:全ラップデータ

スクロールできます
ラップタイム累積距離(km)ペースGAP心拍心拍max上昇(m)下降(m)パワー(W)W/kgパワーmax最大W/kgピッチ接地(ms)GCT歩幅(m)上下動(cm)上下動比(%)最高ペース最高ピッチ
15:30.05:30.01.005:305:41115140332354.093365.841672491.048.88.55:05179
25:03.410:331.005:034:59140149762784.833265.671792381.128.97.94:35184
35:32.916:061.005:335:42123149642434.233385.881732511.008.58.64:39182
45:15.821:221.005:165:14137146892674.643766.541782441.068.78.24:54185
55:23.026:451.005:235:18143157852614.543886.751772451.058.78.34:41187
65:18.332:031.005:185:161471598112604.523726.471782441.068.78.24:45184
74:59.237:031.004:594:59154162552764.803365.841792381.118.87.94:07188
85:03.042:061.005:035:01156168972744.774006.961772381.108.77.94:30188
95:03.747:091.005:045:09153165792644.593876.731772391.088.78.04:41187
104:32.051:411.004:324:32166176782985.184237.361822261.208.97.44:04189
110:33.952:150.115:104:46171174103105.393435.971772391.149.18.04:10179
概要52:1552:1510.115:105:1114317669672654.614237.361762421.088.78.14:04189
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この記事を書いた人

RuncersLAB運営。フルマラソンでの目標達成に向けて、論理的かつ科学的なアプローチでトレーニングに励む市民ランナー。 現在は「週110km」の走行をベースに、Vo2MAX61を基準とした独自のメニューを追求中。自身の体験とデータに基づき、42.195kmを「使い切る」ための戦略やギアレビューを発信しています。

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