12.79km Eペースジョグを5:26/kmで完走。レディネス41と日陰アップダウンが示した「土日前の守り」の正体

12.79km Eペースジョグを5:26/kmで完走。レディネス41と日陰アップダウンが示した「土日前の守り」の正体

2026年7月30日(木)。今日のランをひと言で言うと、速く見えるが、実際は守りのE走だ。12.79kmを平均5:26/km・心拍148bpmで走り切った。ペースはEゾーン(5:00/km)より26秒遅い。それが正解だった。

📌 この記事の結論
  • Eペースの定義は「心拍と余裕」——平均148bpmはLTHR179の82%。有酸素域内で土日(MP走20km+ロング30km)への燃料補給ができた
  • レディネス41は「走れない」ではなく「走り方を選べ」——昨日ポイント練習翌日。数値は低いが、心拍ドリフトなく完走。同じ41の日にインターバルを切り上げた判断との対比が有効
  • アップダウンがペースを騙す——ラップ2〜4は4:55〜4:59/km。平坦ならE超過だが、GAP4:52〜5:02と心拍158bpmまで上がる区間。坂道の「速く見える罠」をペースではなく心拍で判定した
  • Novablast 6は「緩衝付きE走」に向く——日陰の凸凹コースで接地249ms・上下動8.7cm。Superblast 3より守り寄りの選択が今日のメニューと一致
  • Next Actionは明日8〜10kmリカバリー——レディネスが50前後まで回復するまで強度は上げない。明後日のポイント練習(MP走20km)に脚を残す
エンティティ
VO2max61
LTHR179 bpm
LT Pace3:57/km
E Pace5:00/km
本日の距離12.79 km
本日の平均ペース5:26/km
本日のシューズNovablast 6
目次

📊 Condition:睡眠77・レディネス41——数値は黄信号、体感は青信号

項目数値
睡眠スコア77
トレーニングレディネス41
HRVステータス81

レディネス41は、私の運用基準では「高強度は避ける」ラインだ。2kmクルーズIVを3:50で2本完走、3本目で中止。レディネス41と「足が止まる」感覚が示した撤退の正しさでも同じ41で3本目を切り上げた。パターンは一貫している。

ただし今日は違う。走る前、体に違和感はなかった。昨日ポイント練習の翌日だが、「疲労が溜まっている」とは感じなかった。睡眠77・HRV81は回復の下地があることを示す。数値41と体感の乖離——Garminは「まだ回復途中」と言い、体は「Eペースなら動ける」と言った。今日は後者を検証する日だった。

気温27.6℃(体感ではいつもより低め)、日陰コース。2026年5月の走行結果:383km——風邪明けの「再構築」と木陰コースで守った夏の土台で確立した「日陰ルート選び」が、今日も心拍148bpmという結果に直結した。

🎯 Intention:土日に向けたEペース——「走る」こと自体が目的

今日の意図は明確だ。Eペース(5:00/km前後)でのジョギング。サブ3プロジェクトの「42kmで使い切る」フェーズにおいて、週末のMP走20kmとロング30kmの前に、有酸素ベースを維持する走りだ。

週110kmを維持する方法のスケジュール上、木曜はリカバリー(8〜10km)の日。今日12.79kmは距離だけ見ればやや超過だが、強度がE以下であれば許容範囲内だ。検証したかったのは3点——①レディネス41でもE走が成立するか、②アップダウン多めの日陰コースで心拍を抑えられるか、③Novablast 6で凸凹路面の脚保護ができるか。

シューズにNovablast 6を選んだ理由は、日陰コース+アップダウン多めという条件だ。Superblast 3の軽快さより、着地の安定とクッションを優先した。

🏃 Data Result:12.79km・5:26/km——Eペースより遅い、それが正解

項目数値
走行距離12.79 km
タイム1:09:29
平均ペース5:26 /km
GAP5:30 /km
平均心拍数148 bpm
最大心拍数174 bpm
平均ピッチ174 spm
平均ストライド1.04 m
平均パワー248 W(4.31 W/kg)
平均気温27.6 ℃

平均5:26/kmは、私のEペース5:00/kmより26秒遅い。GAP5:30/kmはさらに遅く、標高差77m上昇・78m下降のアップダウンがペース表記を歪めている。心拍148bpmはLTHR179の82.7%——完全な有酸素域だ。

狙いとの乖離は「ペースが遅い」ことのみ。E走として意図的に抑えた結果であり、失敗ではない。むしろレディネス41の日に心拍170bpm超えを避けられた点が、データ上の最大の成果だ。

🔬 Analysis:アップダウンが露わにした「速く見えるE走」の正体

🗺️ 要点
  • ラップ2〜4の4:55台——下りで速く見えるが心拍158bpm、E上限付近
  • 中盤5:28〜5:58/km——上り込みで心拍135〜153bpm、本当のE走ゾーン
  • ラップ11のHR174——下り加速の瞬間スパイク、E走中は抑制対象

ラップ2〜4の4:55台——坂道が作るE超過の錯覚

Fact:ラップ2〜4は4:59→4:59→4:55/km。心拍は145→154→158bpmと上昇。ラップ4で最大心拍162bpm、パワー280W(平均248W比+13%)。

Qualia:平坦区間に入ると、自然と脚が動く。5:00/kmの感覚に近いリズムが出る。ただ、心拍が150台後半に乗った瞬間、「これはEではない」と判断した。

Analysis:日陰コースでもアップダウンは多い。下りでペースが4:55台に見えても、GAP4:52〜5:02と心拍158bpmは「実効強度はE上限付近」を示す。E走の判断基準をペースではなく心拍に置く——今日の最大の学びはここだ。レディネス34でEペース20km完走した日陰ログでも同様の論点が出ていた。今日は34ではなく41。より慎重な心拍管理が求められた。

中盤5:28〜5:58/km——アップダウンが作る「本当のE走」

Fact:ラップ6〜8は5:28→5:30→5:58/km。ラップ8のGAP6:09/kmは全ラップ中最遅。心拍148〜149bpmで横ばい。ラップ12(5:57/km)では心拍135bpmまで低下。

Qualia:上りで脚が重くなる。ペースが落ちるが、不思議と楽だ。心拍が下がる区間は「本当にE走できている」と感じる瞬間だった。

Analysis:総上昇77mは12.79kmにしては多い。ペース5:28〜5:58/kmはEペース5:00/kmより遅いが、上り込みの実効強度では適正ゾーンだ。心拍135〜153bpmで推移した中盤後半こそ、今日のメニューの本質だった。平坦で4:55/kmを出すより、坂で5:58/kmを心拍148bpmで走る方が、レディネス41の日には正しい。

ラップ11のHR174——5:36/kmなのに最大心拍が跳ねた理由

Fact:ラップ11:ペース5:36/km、平均心拍151bpm、最大心拍174bpm(全体Max)。最高ペース5:04/km、最高ピッチ179spm。

Qualia:特にキツくはなかった。ただ、短い下りで脚が勝手に伸びた感覚はあった。

Analysis:平均151bpmに対しMax174bpmは、瞬間的な下り加速が原因と推測する。E走中の「脚の余裕」が、下りで瞬間的な強度スパイクを生んだ。平均値だけ見れば問題ないが、レディネス41の日はこのスパイクも抑制対象だ。次回は下り区間でペース上限(5:30/km)を意識する。

👟 Gear Choice:Novablast 6——凸凹コースの「緩衝E走」担当

ノヴァブラスト6:¥17,600

アシックスの最新作「ノヴァブラスト6」は、毎日のEランニングやリカバリージョグに最適な相棒!前作以上の弾むクッション性に加え、新たにミッドソール前足部へ上位素材のFF TURBO SQUAREDを搭載。トランポリンのような極上の反発性と推進力を生み出します。さらに前足部へASICSGRIPが追加されたことで安定感も抜群。脚を残しつつ、気持ちよくストライドを伸ばせる、日々のタフな走行を支える一足です

Novablast 6を選んだのは、日陰+アップダウンという条件に対する合理的な判断だ。デイリー主役のSuperblast 3よりクッション寄り。今日のデータがそれを裏付ける——平均接地249ms、上下動8.7cm。凸凹路面での着地負荷を吸収し、12.79km後も「特に違和感なし」という走前感覚を維持できた。

推進力より安定感。ペースを抑えたE走では、速さより「着地の質」が重要になる。Novablast 6はその役割を果たした。次回の使用条件——レディネス40前後のE走、またはアップダウン多めの日陰コース。平坦でペースを出す日はSuperblast 3に戻す。

🎯 Next Strategy:明日リカバリー、明後日ポイント練習へ

  • 7/31(金):リカバリー8〜10km。心拍130bpm以下、ペース5:40/km以降。Gel Nimbus 28を検討
  • 回復判断基準:レディネス50以上、HRVステータス80以上を確認してから土曜MP走20kmへ
  • 左足踵・内側広筋:今日違和感なし。走後も問題なければ現状維持。張りが出たら距離を8kmに短縮
  • 下りペース抑制:E走中の下り加速でHRスパイク(今日174bpm)を出さない。5:30/km上限を意識
  • 土日の位置づけ:今日のE走は「燃料補給」だ。MP走20km+ロング30kmに脚を残した状態で週末を迎える

❓ FAQ

レディネス41なのに12.79km走って大丈夫?

強度次第だ。今日の心拍148bpm(LTHR比82%)は完全な有酸素域。同じ41でインターバルを中止したのは、心拍が180bpm近くまで上がるメニューだったからだ。E走と高強度走は、同じレディネスでも別物として扱う。

平均5:26/kmはEペース5:00/kmより遅いが、失敗ではないのか?

失敗ではない。アップダウン77m上昇の日陰コースで、心拍148bpmを維持できたことが目的達成だ。平坦で5:00/kmを出す日と、坂道で5:26/kmを出す日は、E走として同等の価値がある。

なぜNovablast 6?Superblast 3ではダメか?

ダメではない。今日はアップダウン多めの凸凹コースだったため、クッションと安定性を優先した。平坦E走ならSuperblast 3が正解だ。シューズは「好き」だけでなく、コースと体調で選ぶ。

📊 Appendix:全ラップデータ

スクロールできます
ラップタイム累積距離(km)ペースGAP心拍心拍max上昇(m)下降(m)パワー(W)W/kgパワーmax最大W/kgピッチ接地(ms)GCT歩幅(m)上下動(cm)上下動比(%)最高ペース最高ピッチ
15:24.05:24.01.005:245:38125143232444.243345.811712501.038.88.54:50181
24:58.610:231.004:594:56145156862774.823325.771772391.149.18.04:37181
34:58.515:211.004:595:02154164682724.733375.861772411.129.08.14:30181
44:54.820:161.004:554:52158162672804.873506.091782381.159.17.94:35181
55:07.525:231.005:085:06158165562664.633415.931782411.098.88.14:41183
65:28.230:511.005:285:281531629102504.353045.291752481.038.68.44:54182
75:30.436:221.005:305:35149161652404.173065.321732491.028.68.44:50184
85:58.542:201.005:586:09148155962243.902895.031692580.948.49.05:36178
95:28.747:491.005:295:32150160552464.283075.341772491.018.68.55:13180
105:38.453:281.005:385:39153160462404.173185.531742511.018.78.64:59180
115:35.859:031.005:365:43151174862384.143175.511682521.018.78.65:04179
125:56.51:05:001.005:576:10135153572203.832734.751702590.958.59.05:30179
134:28.91:09:290.795:415:40146165332394.164006.961722541.028.78.73:20192
概要1:09:291:09:2912.795:265:3014817477782484.314006.961742491.048.78.43:20192
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この記事を書いた人

RuncersLAB運営。フルマラソンでの目標達成に向けて、論理的かつ科学的なアプローチでトレーニングに励む市民ランナー。 現在は「週110km」の走行をベースに、Vo2MAX61を基準とした独自のメニューを追求中。自身の体験とデータに基づき、42.195kmを「使い切る」ための戦略やギアレビューを発信しています。

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