雨中14km Eペースジョグ。右脛の張りが走行中に消えた、レディネス45の「守り+α」

雨中14km Eペースジョグ。右脛の張りが走行中に消えた、レディネス45の「守り+α」

2026年5月22日のランを一言で言うと、「怪我しない」が最優先の雨中ジョグである。平均4:57/kmとEペースより3秒速いが、右脛の張りは走行中に消え、71分後には気持ちよく終えられた。

📌 この記事の結論
  • レディネス45は走らない理由ではない——睡眠72・HRV 80と組み合わせると、Eペース域での14kmは許容範囲だった
  • 右脛の張りは「痛みなし」なら走行で確認する——走前の違和感は走り始めて数kmで消え、代償動作の痕跡もデータ上は見えなかった
  • 4:57/kmはEペースより速いが、心拍153bpmは登り292mを考慮すれば過剰ではない——昨日より疲労が軽い日は「少し早め」で問題なかった
  • Superblast 3は雨中リカバリーに相性が良い——クッションと軽さのバランスで、71分のE走を「気持ちよく」完遂できた
  • 次は右脛の経過観察を優先——レディネスが50を超えるまで強度練習は据え置き、木曜リカバリーの距離は8〜10kmに戻す
エンティティ
VO2max61
LTHR179 bpm
LT Pace3:57/km
本日の距離14.36 km
本日の平均ペース4:57/km
本日のシューズASICS SUPERBLAST 3
目次

📊 Condition:睡眠72・レディネス45・HRV 80

項目数値
睡眠スコア72
トレーニングレディネス45
HRVステータス80

Garminは「まだ回復途上」と示している。レディネス45は、過去にMP走を調整した41や、休養を選んだ34よりはマシだが、週110kmを回している身体としては低い部類だ。

一方、睡眠72とHRV 80はそこそこ整っている。数値だけ見れば「完全休養」ではなく、「低強度なら動いてよい」ゾーンに入る。

走前の身体は、右脛に張りと違和感があった。痛みはない。以前、同様の右脛の張りを記録した際も、Eペース走の中で症状が薄れるパターンがあった(昼食後の10km Eペース走:右脛の張りと内臓疲労が走りに与える影響を分析)。今日も同じ判断軸——「痛みがなければ走行で確認する」——を適用した。

昨日より疲労感は軽かった。雨のため、本格的な強度練習は最初から候補に入っていなかった。

🎯 Intention:雨中でも怪我しないEペースジョグ

今日は木曜。週間スケジュール上はリカバリー日(8〜10km)だ。

目的は明確だった。雨の中で怪我しない程度のEペースジョグ。サブ2:30フェーズの能力向上ではなく、42kmで使い切るための土台を崩さない「守り」の練習だ。

昨日より身体が軽いと感じたため、Eペース(5:00/km)より少し早めで走る判断をした。ただし「少し早め」の上限は、右脛の違和感とレディネス45で決める。LT Pace(3:57/km)やMペース(4:42/km)には近づけない。

シューズにSuperblast 3を選んだ理由は、Daily/Eペース走の中核モデルだからだ。クッションと反発のバランスが、長めのジョグでも脚を保護しやすい。雨中の路面でも、過剰な接地衝撃を抑えたい。

🏃 Data Result:14.36km・4:57/km・心拍153bpm

項目数値
走行距離14.36 km
タイム1:11:00
平均ペース4:57/km
GAP(勾配調整後)5:02/km
平均心拍数153 bpm
最大心拍数178 bpm
平均ピッチ180 spm
平均ストライド1.11 m
標高獲得+292 m

平均4:57/kmは、私のEペース(5:00/km)より3秒速い。意図した「少し早め」は達成できている。

ただしGAP 5:02/kmを見ると、登り292mの影響で実効強度はEペース域に収まっている。心拍153bpmはLTHR(179bpm)の約85%。平坦なE走としてはやや高めだが、標高差300m級のコースでは妥当な水準だ(LTHR 179bpmを基準にした心拍ゾーン設計)。

最大心拍178bpmは14ラップ目(5:07/km)で記録。後半の登り区間で一時的に上がったが、全体としてペースは4:43〜5:07/kmの帯に収まり、乱高下はなかった。

🔬 Analysis:右脛の張りと心拍153bpmの正体

走前の右脛違和感は、走行中に消えた

Fact:1〜3km目は4:43〜4:51/km、心拍139〜155bpm。ピッチ177〜182spm、接地235〜230ms。特段のフォーム崩れは見えない。

Qualia:走前は右脛の張りを意識していた。走っているうちに、その感覚は薄れていった。走りながら「張りを感じなくなった」と自覚した。

Analysis:痛みのない張りは、ウォームアップと血流改善で軽減されることが多い。ラップデータ上も接地時間・上下動比に異常値はない。現時点では「走って悪化した」兆候はない。

4:57/kmは「Eより速い」が、登り込みなら過剰ではない

Fact:5・6・7・8ラップは標高差40m前後の登り区間。ペース5:04〜5:05/km、心拍149〜167bpm。平坦区間(2・3・9・11ラップ)は4:43〜4:50/km。

Qualia:昨日より身体が軽く、平坦では自然とペースが上がった。登りでは脚が重くなるが、止まりたいほどではなかった。

Analysis:平均ペース4:57/kmはE定義(5:00/km)を3秒だけ超えている。しかしGAP 5:02/kmが示す通り、勾配込みの実効強度はE域だ。心拍153bpmも、テンポ走やMP走ではない。レディネス45の日に「少し早めのE」として許容できる範囲だ。

レディネス45でも「気持ちよく走れた」理由

Fact:後半(10〜14ラップ)も平均ペース4:58〜5:07/km、心拍148〜165bpm。最終0.36kmでクールダウン。全体のピッチ180spm、歩幅1.11mを維持。

Qualia:走り終えた後は気持ちよかった。走る前の右脛の違和感は、走後も悪化していない。

Analysis:レディネス45は低いが、睡眠72・HRV 80が支えている。週110kmを維持する中でのリカバリー判断は、単一の数値では決めない(週110km継続中の怪我管理とトレーニング調整)。今日は「雨+低レディネス+右脛違和感」という三重の制約の中で、強度を抑えつつ14kmを完走できた。気持ちよさは、強度管理が正しかったことの主観的な裏付けだ。

👟 Gear Choice:Superblast 3——雨中リカバリーの相棒

今日のメニューにSuperblast 3を選んだのは、Eペース走のDaily枠として定着しているからだ。

実走中の感触は、走前の右脛の違和感を気にしながらも、71分のジョグを「気持ちよく」終えられた点が大きい。登り292mのコースで平均接地235ms、上下動比7.8%——過剰なブレーキングなく、リズムを保てた。

Superblast 3の詳細な使い分けは別記事で整理している(【実走レビュー】SUPERBLAST 3)。今日の結論はシンプルだ。レディネス45・雨中・右脛違和感あり——この条件なら、Superblast 3でE〜E+のジョグを回す判断は正しかった。

次回も同じ条件(低レディネス+違和感あり+雨)なら、Superblast 3を第一候補にする。

🎯 Next Strategy:右脛の経過観察と距離の調整

  • 金曜の練習:レディネスが50以上に回復するまで、ペース走・テンポ走は据え置き。回復しない場合はEペース8〜10kmに変更
  • 右脛の経過観察:走前に張りが再発したら、痛みの有無を最優先で確認。痛みがあれば即中止、張りのみなら今日と同様にEペースで短め(8km以下)から試走
  • 木曜リカバリーの距離:今日14.36kmは意図より長い。次週以降はスケジュール通り8〜10kmに戻す
  • 雨中の判断基準:雨=強度ダウンは固定ルール。距離を伸ばすより、ペースと心拍をE域に収める

❓ FAQ

レディネス45なのに14km走って大丈夫?

睡眠72・HRV 80を合わせて判断した。平均心拍153bpm、GAP 5:02/kmと、データ上はEペース域に収まっている。走後の体調も良好だった。ただし距離は8〜10kmが本来のリカバリー設計であり、今日は少し長めだった。

右脛の張りがある日は走るべき?

痛みがなければ、Eペースで短めに試走して確認する。今日は走行中に張りが消え、データ上も異常なし。痛みが出たら即中止——この基準は変えない。

Eペース5:00/kmより速い4:57/kmはリカバリーとして失敗?

失敗ではない。登り292m込みのGAP 5:02/kmなら実効強度はE域だ。昨日より疲労が軽い日は「少し早め」でよい。ただしレディネス45の日にMペースやLT走へ近づけるのは別問題で、今日はしていない。

📊 Appendix:全ラップデータ

スクロールできます
ラップタイム累積距離(km)ペースGAP心拍心拍max上昇(m)下降(m)パワー(W)W/kgパワーmax最大W/kgピッチ接地(ms)GCT歩幅(m)上下動(cm)上下動比(%)最高ペース最高ピッチ
14:51.44:51.41.004:514:511391581002955.134197.291772351.128.77.84:25184
24:43.49:34.81.004:434:43153160142905.043165.501822301.168.87.64:31185
34:43.014:181.004:434:44155159132734.753135.441822301.168.87.64:31186
45:04.219:221.005:045:14140154482564.452895.031762391.098.68.04:35184
55:04.824:271.005:055:2414916640432694.684547.901742371.118.77.94:22186
64:52.529:191.004:535:1115617438482844.944628.031842321.118.57.74:42187
74:48.834:081.004:495:0016717240322945.114477.771822321.148.77.74:38186
85:05.139:131.005:055:1615517339392674.644407.651782381.088.67.94:54184
94:50.244:041.004:504:4215316529232945.114247.371822321.138.77.74:39186
104:58.149:021.004:584:5815316120242664.633976.901832341.108.57.84:47188
114:49.053:511.004:494:5415516414122814.894377.601832321.138.67.74:44188
125:05.658:561.005:065:0815316726223165.504688.141792391.108.78.04:45184
135:03.21:03:591.005:035:0814816119182945.115539.621782401.118.98.04:44181
145:07.21:09:071.005:075:091651789182794.854567.931762421.098.88.14:43181
151:53.71:11:000.365:125:15166168062814.893105.391772411.118.98.14:51181
概要1:11:001:11:0014.364:575:021531782923002824.905539.621802351.118.77.84:22188
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この記事を書いた人

RuncersLAB運営。フルマラソンでの目標達成に向けて、論理的かつ科学的なアプローチでトレーニングに励む市民ランナー。 現在は「週110km」の走行をベースに、Vo2MAX61を基準とした独自のメニューを追求中。自身の体験とデータに基づき、42.195kmを「使い切る」ための戦略やギアレビューを発信しています。

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