14km Eペース走を5:19/kmで完走。レディネス54と気温25°Cが引き上げた心拍151bpm——土日セット練習前の「休む走り」

14km Eペース走を5:19/kmで完走。レディネス54と気温25°Cが引き上げた心拍151bpm——土日セット練習前の「休む走り」

今日のランをひと言で言うなら、「速く走らない実験」だ。2026年6月19日、14.03kmを平均5:19/km、心拍151bpmで刻んだ。Eペース(5:00/km)より19秒遅い——それが土日のMP走・30kmロング前の意図通りの休養走である。

📌 この記事の結論
  • ペース5:19/km——Eペースより19秒遅く、土日のMP走・30kmロング前の「休む走り」として機能した
  • 心拍151bpm——体感どおりいつものEより高い。主因は気温25°C前後と坂道75mの増量。ペースを落としても心拍は下がらなかった
  • レディネス54——睡眠58・HRV80と合わせ、中程度の回復状態。14km走っても「疲れた」より「刺激を入れた」感覚
  • アディスター4——LSD専用として再確認。坂の増量でも脚への負担は最小限。違和感なし
  • 次の一手——金曜は強度を入れず、土曜MP走20km・日曜30kmに備える
エンティティ
VO2max61
LTHR179 bpm
LT Pace3:57/km
E Pace5:00/km
本日の距離14.03 km
本日のシューズadidas Adistar 4
目次

📊 Condition:レディネス54と気温25°C——中程度の回復、暑さが変数

項目数値
睡眠スコア58
トレーニングレディネス54
HRVステータス80

走る前、体に特段の違和感はなかった。レディネス54は「全力は出せないが、Eペースなら走れる」帯域だ。睡眠58は理想より低いが、HRV80が底を支えている。

週110kmの設計では木曜はリカバリー8〜10km。今日は14km走ったが、平均ペース5:19/kmと強度を落としている。距離はやや超過、強度はEペース基準より明確に低い——「休む走り」の解釈として整合する。

気温は平均24.8°C、1km目は28°C。6月中旬の湘南朝ランとして、今日最大の外部変数は暑さだ。

🎯 Intention:土日セット練習前のEペース走——休む走りに坂の刺激を足す

今日の目的はEペース走。だが「5:00/kmを刻む」ことではない。土曜のMP走20km、日曜のロング30kmに向け、体を休める走りだ。

コースはいつもより坂のアップダウンを増やした。平坦なE走だけでは得られない刺激——脚の筋力と心拍応答を、低強度のまま確認する意図がある。シューズはアディスター4。LSD・ロング走専用の定番で、14kmのリカバリー走に長距離での脚への負担を最小化する装備を選んだ。

🏃 Data Result:14.03km・心拍151bpm——後半にペース低下、心拍は維持

項目数値
走行距離14.03 km
タイム1:14:38
平均ペース5:19 /km
平均心拍数151 bpm
最大心拍数174 bpm
平均ピッチ174 spm
平均ストライド1.06 m
平均気温24.8 ℃

狙いはEペース走だが、実際の平均5:19/kmはE基準(5:00/km)より19秒遅い。意図的な強度抑制として正しい。一方、心拍151bpmは「このペースでは高め」だ。LTHR179に対し約84%——完全な有酸素域だが、5:19/kmというペースとの組み合わせは、いつものE走より心拍が乗っている。

🔬 Analysis:暑さと坂道が心拍を引き上げた「休む走り」

🗺️ 要点
  • 前半5:07/km→後半5:36/km——ペースは落ち、心拍は151〜160bpmで維持
  • 11〜12km GAP 5:48・5:57——坂増量が低強度の筋刺激になった
  • レディネス54で14km——距離超過は、強度抑制と坂刺激で相殺

前半5:07/kmから後半5:36/km——ペースは落ち、心拍は上がった

Fact:1〜8kmは平均ペース5:02〜5:14/km、心拍127→149bpm。9km以降は5:26〜5:50/kmに低下。14km目は5:50/km、心拍160bpm、最大174bpm。

Qualia:走っている最中、暑さが乗ってきた。いつものEペースより心拍が上がってくる感覚があった。ペースを落としても、心拍は下がらない。

Analysis:典型的な心拍ドリフトだ。ただし今日の主因はグリコーゲン枯渇ではない——14kmのE走でそこまで追い込んでいない。気温(1km目28°C)と坂道75mの増量が、同じ「楽な走り」のつもりでも心拍を151bpmまで持ち上げた。気温とAdistar 4の組み合わせで心拍実験をした5月の走行と同型の現象だ。

11〜12kmのGAP 5:48・5:57——坂増量が「良い刺激」になった根拠

Fact:11km目:ペース5:30/km、GAP 5:48/km、ピッチ166spm(全体最低)。12km目:ペース5:43/km、GAP 5:57/km、接地時間255ms(全体最長)。

Qualia:いつもより坂のアップダウンを増やした。きつさはあるが、良い刺激になった。

Analysis:GAPがペースより18〜14秒遅いラップは、登り負荷が大きい区間だ。ピッチ166spm・接地255msは、登りでの代償動作——歩幅を縮め、接地を長くして登坂している。強度を抑えたE走の中で、坂だけが筋刺激を追加した。平坦14kmを5:10/kmで走るより、坂込み14kmを5:19/kmで走った方が、土日のMP走・30kmに向けた準備として合理的だ。

レディネス54で14km——距離超過と強度抑制のトレードオフ

Fact:木曜リカバリー想定8〜10kmに対し14.03km。平均パワー255W(4.43 W/kg)、総上昇75m。

Qualia:走り終えた後の感覚は「休めた」ではなく「土日に向けて体を整えた」。疲労感は強くない。

Analysis:レディネス54の日に14km走るのは、距離だけ見れば攻めだ。しかし平均5:19/km・心拍151bpmという数値は、週110kmの中で「質を落とさない回復」帯域に収まっている。距離超過分は、坂道の登坂で筋刺激として消費された——ジャンクマイルではない。

👟 Gear Choice:アディスター4——14kmリカバリー走の相性再確認

14kmのEペース走にアディスター4を選んだ理由は単純だ。LSD・ロング走専用。長距離での脚への負担を最小化する設計だ。

実走中、特段の違和感はなかった。坂増量区間でも、クッションが接地衝撃を吸収し、推進力を求めないE走との相性は高い。登りでピッチが166spmまで落ちたのはシューズではなく地形の問題だ。Adistar 4の実走レビューで書いた通り、重さはリカバリー走では武器になる。14km・5:19/km・心拍151bpm——この組み合わせでアディスター4が機能した日だ。

次回同シューズを使う条件:Eペース走、LSD、ロング走前日のリカバリー。強度走(ペース走・インターバル)には使わない。

🎯 Next Strategy:土日セット練習に向けた調整

  • 金曜——ペース走 or テンポ走がスケジュール上の選択肢だが、レディネス54・睡眠58を踏まえ、強度は様子見。走るなら8〜10kmリカバリー、休むなら完全休養もあり
  • 土曜MP走20km——本日の心拍151bpmは「暑さ+坂」の参考値。MP(4:15/km前後)では心拍170bpm前後を想定。Adios Pro 4を使用
  • 日曜ロング30km——本日の坂刺激が脚に残っていないか、30km開始5kmで確認。問題なければAdistar 4またはAdios Pro 4(距離に応じて判断)
  • 回復判断基準——レディネスが60以上、睡眠スコア65以上に戻ったら、通常強度のペース走を再開
  • 暑さ対策——6月後半は開始気温25°C超が常態化。E走でも開始30分前の水分補給、日陰コース優先

❓ FAQ

Eペース(5:00/km)なのに5:19/kmで走ったのはなぜ?

今日の目的は「Eペース走」というメニュー区分であり、5:00/kmの数値通りを刻むことではない。レディネス54・土日セット練習前という条件から、意図的に19秒/km落とした。E走の定義は「有酸素域で走ること」であり、5:19/km・心拍151bpmはその範囲内だ。

心拍151bpmはE走として高くないか?

高い。ただし今日の変数は2つ——気温25°C前後(1km目28°C)といつもより多い坂道(上昇75m)。ペースを落としても心拍が下がらなかったのは、心血管系が暑さと登坂に対応していたためだ。LTHR179の84%であり、危険域ではない。

リカバリー8〜10kmなのに14km走って問題ないか?

強度を5:19/kmに抑え、Adistar 4で脚への負担を最小化した。坂道増量分は筋刺激として機能し、ジャンクマイルにはなっていない。走後の感覚も「疲れた」ではなく「整えた」——距離超過は許容範囲内だ。

📊 Appendix:全ラップデータ

スクロールできます
ラップタイム累積距離(km)ペースGAP心拍心拍max上昇(m)下降(m)パワー(W)W/kgパワーmax最大W/kgピッチ接地(ms)GCT歩幅(m)上下動(cm)上下動比(%)最高ペース最高ピッチ
15:13.85:13.81.005:145:20127144422564.453986.921732451.078.88.23:42181
25:02.710:161.005:035:01144156682704.703706.431772401.129.08.04:29182
34:51.115:071.004:514:48152157752885.013596.241782361.169.17.84:21183
45:02.220:101.005:025:05154157692664.633185.531782411.108.98.14:29183
55:08.725:181.005:095:14151156672614.543175.511752421.088.88.14:58182
65:10.530:291.005:115:12154162452604.523506.091782421.078.78.14:59184
75:13.435:421.005:135:20154162752574.473405.911752431.078.78.24:53181
85:12.240:541.005:125:26149159552514.373305.741742451.068.78.24:37187
95:27.746:221.005:285:22158166782564.453466.021762481.048.88.44:54181
105:26.551:491.005:265:21159172532564.453425.951762471.058.88.45:05182
115:30.557:191.005:305:48152168202364.102975.171662531.038.98.65:05179
125:43.01:03:021.005:435:57151163672304.002864.971702550.998.78.85:11179
135:38.21:08:401.005:385:34152163642484.313776.561742531.028.88.64:54179
145:49.81:14:301.005:505:46160174462404.173806.611722581.008.98.95:02178
150:08.21:14:380.035:235:10155156002714.712734.751752461.119.28.35:08176
概要1:14:381:14:3814.035:195:2215117475752554.433986.921742471.068.88.33:42187
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この記事を書いた人

RuncersLAB運営。フルマラソンでの目標達成に向けて、論理的かつ科学的なアプローチでトレーニングに励む市民ランナー。 現在は「週110km」の走行をベースに、Vo2MAX61を基準とした独自のメニューを追求中。自身の体験とデータに基づき、42.195kmを「使い切る」ための戦略やギアレビューを発信しています。

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