ネオビスタ3初の20kmを5:01/kmで完走。レディネス51・濡れ路面・中盤4:47/km加速が示した「試走兼レビュー」の正解

ネオビスタ3初の20kmを5:01/kmで完走。レディネス51・濡れ路面・中盤4:47/km加速が示した「試走兼レビュー」の正解

今日の20kmは、MP走ではない。ネオビスタ3の初実走兼レビュー走として、平均5:01/km・心拍155bpmで完走した。路面は昨日の雨で濡れ、走りづらさはあった。それでも心拍は暴れず、中盤6kmで4:47/km帯まで脚が伸びた。試走の目的は達成だ。

📌 この記事の結論
  • 目的達成——ネオビスタ3の初20km兼レビュー走として完走。シューズの感触を掴めた
  • ペースはE域——平均5:01/kmは私のEペース(5:00/km)と一致。MP(4:42/km)ではない
  • 心拍155bpm——レディネス51・濡れ路面・湿気の条件下で、LTHR179に対し余裕ある有酸素域
  • 中盤加速——11–16kmで4:46–4:53/km、心拍168–182bpm。脚の反応は生きている
  • 次はリカバリー——日曜を終えた。月曜は8–10kmのリカバリーへ切り替える
エンティティ
VO2max61
LTHR179 bpm
LT Pace3:57/km
本日の距離20.24 km
本日の平均ペース5:01/km
本日のシューズネオビスタ3
目次

📊 Condition:睡眠80・レディネス51——数値は中庸、体感は問題なし

項目数値
睡眠スコア80
トレーニングレディネス51
HRVステータス79

睡眠80・HRV79は回復側の数字だ。一方レディネス51は「走れるが余裕はない」ゾーン。過去にレディネス34でEペース20kmを刻んだ日よりは高いが、41前後でMP負荷を調整した記録とも同じ帯域だ。

走る前の体感に違和感はなかった。数値の中庸さと体の軽さは一致していた。日曜——週間スケジュール上は本来30kmロングの枠だが、今回は新シューズの20km試走を優先した。睡眠とHRVが底を突いていなければ、距離を短くしても週110kmの質は保てる、という判断だ。

🎯 Intention:ネオビスタ3初の20km——試走とレビュー素材の確保

今日の目的は二つあった。新調ネオビスタ3の初20km実走。そして将来のレビュー記事用の一次データ確保だ。MP走の感覚確認ではない。サブ3達成後フェーズ——42kmで使い切る脚力構築——の文脈で言えば、今日必要だったのは「距離を積みつつ、新ギアの挙動を観測する」ことだ。週110kmの設計において、ジャンク・マイルは存在しない。20km走るなら、必ず何かを検証する日にする。

シューズ選定の論理は単純だ。20kmまで踏まないと見えないもの——後半のクッション減衰、接地リズムの変化、疲労時の推進力——は短距離試走では取れない。初日から20km。それがレビュー兼試走の最短ルートだ。

🏃 Data Result:20.24km・5:01/km・心拍155bpm——Eペース完走

項目数値
走行距離20.24 km
タイム1:41:29
平均ペース5:01/km
GAP5:02/km
平均心拍数155 bpm
最大心拍数182 bpm
平均ピッチ176 spm
平均ストライド1.12 m
平均パワー277 W(4.82 W/kg)
気温24°C

平均ペース5:01/kmはEペース(5:00/km)とほぼ一致。GAP5:02/kmも同様だ。MP走(4:42/km)との差は19秒/km——意図どおりE域だ。心拍155bpmはLTHR179の86%程度。有酸素域の上限付近だが、LT(3:57/km)には届いていない。最大182bpmは13km目の一瞬だけ。平均で見れば、濡れ路面・湿気環境にしては効率的な走り方だった。

🔬 Analysis:濡れ路面の中盤加速——3つの区間に割れた20km

🗺️ 要点
  • 0–10km:Eペース5:06–5:14/km、心拍129→156bpm
  • 11–16km:4:46–4:53/km加速、心拍168–182bpm
  • 17–20km:濡れ路面でGCT251ms・歩幅1.06m

0–10km:Eペース安定——心拍129→156bpmの立ち上がり

Fact:1–10kmはペース5:06–5:14/km、心拍129→156bpm。ピッチ172–178spm、歩幅1.08–1.14m。前半は完全にEペースのレールの上だ。

Qualia:走り出しに違和感はなかった。ただし路面は昨日の雨で濡れており、接地のタイミングが通常より探り探りになる感覚があった。走りづらい——その言葉が最も近い。

Analysis:濡れたアスファルトは接地時間を不確実にする。GCTは240–244msで大きくは崩れていないが、主観的な「探り」はデータの安定性と矛盾しない。気温24°C・湿気あり——暑さほどではないが、蒸れはあった。それでも心拍が129bpmから緩やかに上がっただけなのは、ペースをEに固定できた証拠だ。

11–16km:4:47/km帯への加速——心拍168–182bpm

Fact:11–16kmはペース4:46–4:53/km、心拍160–168bpm(13km目max182bpm)。歩幅1.15–1.17m、ピッチ178–180spm、パワー288–294W。6km連続でLT Pace(3:57/km)より50秒/km遅いが、Eより10秒/km速い「中間強度」だ。

Qualia:意識的にレースペースへ入ったわけではない。脚が勝手に伸びた区間だ。濡れ路面なのに、逆にリズムが乗った感覚があった。ネオビスタ3の推進力を初めて体感したのもこのあたりだ。

Analysis:この加速は計画外ではない。Eペース20km走の中盤で脚が軽くなる現象は、Adistar 4でのEペース20kmでも観測済みだ。違いは今日のレディネス51が、当時より高い点だ。51の状態で中盤加速しても心拍182bpmで頭打ち——異常な暴走ではない。13km目の182bpmはLTHR179を3bpmだけ超えた瞬間値。平均168bpmなら、まだテンポ走の下限域だ。濡れ路面でこの反応が出たのは、ネオビスタ3のロール(転がり)が期待以上だった可能性がある。断言は早い。レビュー記事用の仮説として保留する。

17–20km:失速とクールダウン——路面が最後に効いた

Fact:17km以降、ペース5:04–5:19/kmへ戻る。心拍155–167bpm。19–20kmで歩幅1.06–1.09m、GCT248–251msと全走で最長。ピッチ171–172spmに低下。

Qualia:後半は再び走りづらさが前面に出た。濡れ路面での制動感——足を置くたびに吸い込まれるような感触。それでも止めず、20kmまで走り切った。

Analysis:17kmの5:05/kmは意図的な強度ダウンに近い。18kmの4:59/kmは最後の脚繰り。19–20kmの5:12–5:19/kmは、疲労より路面条件の影響が大きい。GCT251ms・歩幅1.06mは、制動を増やしてペースを守った走り方の痕跡だ。心拍が165bpm以下に収まっている点から、メタボリックな限界ではなく、環境要因による失速と判断する。20km完走時点で体と気持ちは「詰められた」感覚——主観と、心拍155bpm平均のデータは一致している。

👟 Gear Choice:ネオビスタ3——初20kmで掴んだ輪郭

新調ネオビスタ3を、初日から20kmに投入した。通常なら10km試走から始めるが、レビュー兼試走なら20km一択だ。

0–10km:接地感は探り探り。濡れ路面のせいで、推進力の評価は保留にしたい区間。11–16km:脚が伸び、4:47/km帯まで加速できた。推進力とロール感の両方がここで初めて見えた。17km以降:路面の制動でクッションと安定性のテストになった。後半も脚の崩れは小さかった。

今日のコンディション(レディネス51)・メニュー(Eペース20km)との相性は、おおむね良好だ。MP走やインターバルへの投入は、あと100km以上履いてから判断する。次回同じシューズを使う条件——「E〜テンポ下限の20km、路面が乾いている日」。濡れ路面での再検証は、推進力の評価が歪むため避ける。

🎯 Next Strategy:月曜リカバリー——来週への接続

  • 月曜:8–10kmリカバリー走。ペース5:15–5:30/km。心拍140bpm以下を目安に
  • ネオビスタ3:乾燥した路面で15km E走を1回追加。推進力の再評価
  • レディネス判断:51→60以上に回復してから、火・金のペース走/テンポ走へ復帰
  • 週間距離:日曜20kmで30kmロングを短縮した分は、来週の日曜30kmで補填する
  • 左足踵・内側広筋:違和感なしだったが、週110km継続中の怪我管理の基準どおり、翌朝の起床時痛みをチェックする

❓ FAQ

レディネス51で20km走って問題なかったのか?

問題なかった。心拍155bpm平均・最大182bpm(一瞬)で、代謝的な限界は来ていない。51は「余裕なし」であり「走るな」ではない。体感に違和感がなく、HRV79・睡眠80が底支えしていた。

中盤の4:47/km加速は意図的だったか?

意図的ではない。Eペースで入ったら脚が勝手に伸びた。計画外だが、心拍182bpmで頭打ちになっただけで暴走ではない。濡れ路面でも出た反応は、ネオビスタ3の仮説材料として記録に残す。

濡れ路面でペースが落ちたのは疲労か?

主因は疲労より路面。19–20kmのGCT251ms・歩幅1.06mは制動増加のパターン。心拍165bpm以下で収まっている点が、メタボリック限界説を否定する。

📊 Appendix:全ラップデータ

スクロールできます
ラップタイム累積距離(km)ペースGAP心拍心拍max上昇(m)下降(m)パワー(W)W/kgパワーmax最大W/kgピッチ接地(ms)GCT歩幅(m)上下動(cm)上下動比(%)最高ペース最高ピッチ
15:05.65:05.61.005:065:12129144652734.753425.951722461.119.28.34:35179
24:58.210:041.004:584:58145150772814.893456.001772401.139.08.04:47181
34:55.614:591.004:564:55147153342864.973375.861782381.149.07.94:49181
45:04.520:041.005:055:05152157892754.783365.841782411.098.88.14:59182
55:03.725:081.005:045:03153157542744.773365.841782401.108.88.04:53182
65:03.930:111.005:045:11150159482664.633365.841752411.108.98.14:47182
75:04.435:161.005:045:03156160792764.803345.811782411.108.98.14:55182
85:05.940:221.005:065:07156159652764.803486.051782421.098.98.14:58181
95:09.745:311.005:105:06154163972714.713385.881782421.098.88.15:02183
105:13.950:451.005:145:12156162652704.703385.881772441.088.88.24:58181
114:45.855:311.004:464:45164173892915.063415.931802331.169.07.74:15187
124:47.61:00:191.004:484:56160169542824.903566.191772371.148.97.84:22183
134:50.21:05:091.004:504:47168182982945.113586.231782361.169.17.84:39181
144:47.31:09:561.004:474:45168177532915.063646.331782351.179.17.84:34184
154:51.41:14:481.004:514:52168175572885.013476.031782381.159.17.94:29182
164:53.21:19:411.004:534:54162177852844.943445.981772391.159.07.94:36181
175:04.61:24:461.005:055:10155182312644.593285.701722431.119.08.14:35184
184:58.91:29:441.004:594:58155161652885.013435.971762411.139.18.14:33186
195:19.41:35:041.005:195:28153165132544.423195.551712511.068.98.54:52177
205:12.01:40:161.005:125:19155173442634.573566.191722481.099.18.44:16188
211:13.61:41:290.245:105:05167174222754.783245.631732471.139.48.34:59176
概要1:41:291:41:2920.245:015:021551821171142774.823646.331762411.129.08.14:15188
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この記事を書いた人

RuncersLAB運営。フルマラソンでの目標達成に向けて、論理的かつ科学的なアプローチでトレーニングに励む市民ランナー。 現在は「週110km」の走行をベースに、Vo2MAX61を基準とした独自のメニューを追求中。自身の体験とデータに基づき、42.195kmを「使い切る」ための戦略やギアレビューを発信しています。

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