20km Eペースを5:11/km・心拍140bpmで完走。レディネス52と坂ダッシュが描いた、水曜インターバル前の配線走

20km Eペースを5:11/km・心拍140bpmで完走。レディネス52と坂ダッシュが描いた、水曜インターバル前の配線走

2026年9月22日、火曜のE 20kmを5:11/km・心拍140bpmで完走した。速さの確認ではない。Eペース帯(4:50〜5:15/km)で有酸素を積み、明日の水曜インターバルに脚を残す配線走だ。アップダウン激しいコースで心拍が150台後半まで跳ねた区間もあったが、全体は想定内のE走として収まった。

📌 この記事の結論
  • 配線の正解——レディネス52・HRV78の中間コンディションで、E 20kmを5:11/km・心拍140bpmに収めた。明日のポイント練習前に脚を使い切らない走り方ができた
  • 坂は「例外」として処理——アップダウン激しいコースで心拍が乱高下したが、20m程度の坂ダッシュに限定すればE走の枠内に収まる
  • WS省略の合理性——火曜メニューは本来E 20km+WS 5本だが、本日はEのみ。インターバル前日に刺激を足さない判断
  • ネオビスタ3の再確認——初試走(5:01/km・HR163)から3ヶ月、同距離でペース+10秒・心拍-23bpm。同じE走でも負荷の出方が変わった
  • Next——走後は回復優先。明日の400m×15〜20 or LT2000m×4〜5に向け、今日以上の刺激は入れない
エンティティ値
VO2max61
LTHR179 bpm
LT Pace3:57/km
本日の距離20.01 km
本日のペース5:11/km
本日のシューズMIZUNO NEO VISTA 3
目次

📊 Condition:睡眠75・レディネス52——走れるが、攻めない日

項目数値
睡眠スコア75
トレーニングレディネス52
HRVステータス78

睡眠75は十分だ。HRV78も「回復途上ではない」ライン。問題はレディネス52——高くも低くもない、中間の数字だ。

走る前の体感は「特に問題なさそう」。数値と体の声は一致していた。ただし52という数字は、全力インターバルやMP走を選ぶ日ではない。Eペースで距離を確保し、有酸素ベースを維持する日だと解釈した。

9/18のE20km(5:03/km・レディネス71)や胃腸炎明けの9/17リカバリーと比べれば、コンディションは明らかに戻っている。だが9/19の1km×5本(3:47/km)の翌々日——まだ高強度の余韻が残るタイミングでもある。攻めず、配線する日として扱った。

🎯 Intention:Eペース帯で有酸素を積み、明日のインターバルに脚を残す

火曜の定番はE 20km(4:50〜5:15/km)+ WS 5本だ。週135〜148km設計の中で、火曜は「量」と「軽い刺激」の日に位置づけられている(背景:週110kmを維持する方法)。

本日の目的は明確だった。一つ目、Eペース帯(EPS)で有酸素強度を維持する——LT Pace(3:57/km)から1分以上遅いゾーンで、脂肪代謝と有酸素キャパを刺激する。二つ目、明日(水曜)のメインポイント——400m×15〜20 or LT2000m×4〜5——に脚を残す。三つ目、アップダウンコースで心拍応答を確認する——平坦だけでは見えない、坂での心拍スパイク耐性をデータで把握する。

WS 5本は入れなかった。インターバル前日に脚の神経系へ追加刺激を入れる理由がない。E 20kmだけで十分な距離刺激は確保できる。

シューズはネオビスタ3。Daily/Eペースの主役はSuperblast 3だが、初試走から3ヶ月——同モデルでの2度目の20km E走として、接地感と長距離での脚残りを再確認する意図もあった。

🏃 Data Result:5:11/km・心拍140bpm——E帯のど真ん中

項目数値
走行距離20.01 km
タイム1:43:45
平均ペース5:11 /km
平均心拍数140 bpm
最大心拍数164 bpm
平均ピッチ176 spm
平均ストライド1.08 m
平均GAP5:13/km
総上昇/下降+133m / -123m
平均気温27.8℃

狙いのEペース帯(4:50〜5:15/km)の中腹。LT Pace(3:57/km)から+14秒/km——完全な有酸素域だ。心拍140bpmはLTHR(179bpm)の78%。E走として理想的な強度である。

最大164bpmは坂ダッシュの瞬間値——ラップ19(5:29/km)で計測され、平坦区間の平均140bpmとは切り離して読むべき数字だ。GAP 5:13/kmと実ペース5:11/kmの差はわずか2秒。勾配補正後もE帯内——コースの起伏を考慮しても、強度設定はブレていない。

🔬 Analysis:坂の心拍スパイクと、後半の歩幅低下

🗺️ 要点
  • 前半12kmは4:57〜5:08/km——E帯上限で安定
  • 坂区間でHRmax164bpm——20mダッシュの瞬間値、LTHR比92%
  • 初試走比ペース+10秒・心拍-23bpm——配線走として正しいE走

平坦区間は5:00/km台前半——E走としての安定性

Fact:ラップ1〜12(12km)の平均ペースは4:57〜5:08/km。心拍は117bpm(Lap1)から144bpm(Lap12)へと緩やかに上昇。12km時点の累積タイム1:00:44——ペース5:04/km相当。

Qualia:平坦〜緩やかな起伏では、脚の重さを感じなかった。5:00/km台前半は「走っている」というより「流している」感覚。E走としてのリズムが自然に出ていた。

Analysis:前半12kmはEペース帯の上限寄り(4:57〜5:04/km)で推移。心拍ドリフト(117→144bpm、+27bpm)は20km走では想定内。ただしLTHR比78%以下を維持——有酸素域から逸脱していない。9/18の早めE走(5:03/km・HR143bpm)と比べ、心拍は3bpm低い。胃腸炎明けからの回復が数値に表れている。

ラップ13〜19——坂ダッシュで心拍150台後半、ペース5:28/kmまで落ちた区間

Fact:ラップ13(5:19/km・HR144)、14(5:28/km・HR137)、18(5:36/km・HR144)、19(5:29/km・HR149・HRmax164)。上昇量はLap11で14m、Lap15で11m、Lap17〜19で各9m——坂の集中区間。Lap14の5:28/kmが最遅ペース。Lap19で最大心拍164bpmを記録。

Qualia:20m程度の急坂では、意識的に坂ダッシュを入れた。心拍が150台後半まで跳ねるのを感じたが、平坦に戻れば30〜40秒で130台後半に落ち着く。ペースが5:30/km台まで落ちた区間(Lap14、18)では、歩幅が1.02m、1.00mまで縮小——脚を無理に引っ張らず、勾配に合わせた選択だった。

Analysis:心拍の乱高下はコース選択の結果だ。133mの総上昇は平坦20km走と比べ、心拍ドリフトを加速させる要因になる。ただし坂ダッシュは20m限定——インターバル的な長さではない。HRmax164bpmはLTHR(179bpm)の92%にとどまり、乳酸閾値超えではない。Lap14でペース5:28/kmなのに心拍137bpm——下降区間でのブレーキング走の可能性が高い。GAP 5:33/km(実ペースより遅い)= 下降でペースが落ちているが、心拍は休まっている。

終盤ラップ20——心拍152bpm、E走の上限に触れた

Fact:最終ラップ20は5:17/km・HR152bpm(Lap内max160bpm)。20km地点の累積1:43:43。全走平均HR140bpmに対し、終盤152bpmは+12bpmのドリフト。

Qualia:最後の1kmは「終わらせる」モード。5:17/kmはE帯内だが、心拍152bpmは走感としては「E」より一段上。脚は重くなかったが、心拍だけが先行していた。

Analysis:20km E走の終盤HR152bpmは、27.8℃・133m上昇という条件を考慮すれば許容範囲。9/8の同ペース5:11/km走(海沿い27℃・HR148bpm)と比較すると、今日の方が心拍は低い(-8bpm)。初試走のネオビスタ3 20km(5:01/km・HR163・レディネス51)と並べると、今日はペース+10秒/km遅いが心拍-23bpm。同じレディネス52前後でも、3ヶ月前より明らかに楽に走れている。

👟 Gear Choice:ネオビスタ3——E 20kmの再確認、Superblast 3の隣に置く理由

ネオビスタ3

24,200
ミズノの「WAVE NEO VISTA 3」は、長距離練習を快適に支える新世代のスーパートレーナーです。
極上の履き心地で足を包み込み、長時間の走行でも疲労を軽減。昨今の軽量モデルと比べると少し重めの設計ですが、その絶妙なウエイトが走りに高い安定感をもたらし、タフな脚づくりをサポートします。
スピード練習ではなく、日々のロングジョグや距離を踏む練習でこそ真価を発揮する、ランナーの頼れる相棒です。

Daily/Eペースの主役はSuperblast 3だ。だが本日ネオビスタ3を選んだ理由は、初試走(6/21・5:01/km)から3ヶ月——同距離・同強度帯での2度目の検証だ。

クッションは十分。坂ダッシュ時の接地でも足裏への衝撃は抑えられていた。推進力はSuperblast 3ほど「弾む」感じはないが、E 20kmのような長時間の有酸素走では、弾みより安定性が優先される。27.8℃・133m上昇という条件で、終盤まで脚の違和感なし。右内転筋・左踵の既存課題も、本日は顕在化しなかった。

使い分けの軸は明快だ。Superblast 3——平坦E走、WS付き火曜、軽快さ重視の日。ネオビスタ3——アップダウンコース、クッション確認、ミズノローテーションの日。使い分けの根拠はNEO VISTA 3レビューで整理した。

🎯 Next Strategy:明日のインターバルに向け、今日以上の刺激は入れない

  • 水曜(9/23)——メインポイント(400m×15〜20 or LT2000m×4〜5)を予定通り実施。レディネス52→明朝の数値で最終判断。55以上なら400m、50前後ならLT2000mに寄せる
  • WS省略の継続——本日WSを入れなかった判断は正しかった。ポイント練習前日はE走のみに留める
  • 走後ケア——右内転筋・左踵のストレッチと筋膜リリースを実施。インターバル前日は「走る」より「整える」優先
  • ペース基準——今日の5:11/km・HR140bpmを「E走の基準点」として記録。同条件(27℃前後・坂コース)では、HR145bpm超えたらペースを5:15/km以降に落とす

❓ FAQ

レディネス52で20km走って大丈夫だったのか?

52は中間値だが、HRV78・睡眠75が支えている。結果5:11/km・HR140bpm——LTHR比78%で、有酸素域を逸脱していない。52は「全力を出すな」という信号であり、「走るな」ではない。E走に限定すれば問題なし。

坂で心拍164bpmまで上がったのに、E走と言えるのか?

164bpmはLap19の瞬間最大値。20m坂ダッシュのスパイクであり、持続的な高強度ではない。全走平均140bpm、平坦区間の心拍推移がE走の本体。坂のスパイクと平坦の平均を混同しないこと。

火曜のWS 5本は省略すべきだったのか?

本日の目的は「明日のインターバルに脚を残す」配線走。WSは神経系への追加刺激——インターバル前日には不要。E 20kmだけで20kmの距離刺激は確保済み。省略は合理的。

📊 Appendix:全ラップデータ

スクロールできます
ラップタイム累積距離(km)ペースGAP心拍心拍max上昇(m)下降(m)パワー(W)W/kgパワーmax最大W/kgピッチ接地(ms)GCT歩幅(m)上下動(cm)上下動比(%)最高ペース最高ピッチ
15:16.85:16.81.005:175:20117132752624.483205.47171247—1.099.08.34:48179
25:02.610:191.005:035:06131137462694.603325.68178241—1.108.98.14:52181
35:04.115:241.005:045:02135140572734.673455.90177241—1.119.08.04:47180
44:56.920:201.004:575:12132141442664.553285.61175241—1.108.98.14:50183
55:02.325:231.005:024:57140150642784.763495.97178239—1.128.97.94:43183
64:59.530:221.004:595:07138150462694.603976.79177241—1.118.98.04:40184
75:07.935:301.005:085:041411509102724.653916.69178241—1.108.98.14:56183
84:59.040:291.004:595:05140145432724.653225.51176238—1.128.97.94:35181
95:02.845:321.005:034:59146157882774.744407.53176240—1.118.98.04:17188
105:04.050:361.005:045:16139152562614.474197.17173242—1.108.88.04:31190
115:03.555:401.005:045:051381521462734.674227.22175243—1.098.98.14:35184
125:04.41:00:441.005:045:04144149542714.643295.63178241—1.118.98.14:38181
135:18.71:06:031.005:195:14144156862654.534107.01175244—1.088.88.24:45181
145:27.81:11:301.005:285:33137155562474.234587.84175248—1.028.68.44:06191
155:08.71:16:391.005:095:121411581182684.594237.24174244—1.098.98.24:18188
165:19.31:21:581.005:195:23143149562564.382935.01176246—1.068.78.35:05179
175:23.01:27:211.005:235:22147155972604.454137.07174246—1.058.78.34:36184
185:35.51:32:571.005:365:35144158982484.244327.39177250—1.008.58.54:19192
195:28.51:38:261.005:295:281491649112504.284437.58175249—1.038.78.53:59194
205:17.11:43:431.005:175:21152160422584.413085.27176247—1.058.88.34:29187
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この記事を書いた人

RuncersLAB運営。フルマラソンでの目標達成に向けて、論理的かつ科学的なアプローチでトレーニングに励む市民ランナー。 現在は「週110km」の走行をベースに、Vo2MAX61を基準とした独自のメニューを追求中。自身の体験とデータに基づき、42.195kmを「使い切る」ための戦略やギアレビューを発信しています。

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