テーパー期の5km短縮走。レディネス22と昼の暑さのなか、最終1kmを3:58/kmで切った理由

テーパー期の5km短縮走。レディネス22と昼の暑さのなか、最終1kmを3:58/kmで切った理由

2026年10月10日。今日のランは「走らないための5km」だ。前日の残りで朝が崩れ、昼の暑さとレディネス22のなか、土曜30km級のメニューは切り捨てた。それでも最後の1kmだけ3:58/km——LT Pace3:57/kmに触れて、テーパー期の脚が消えていないことを短く確認した。

📌 この記事の結論
  • 5kmで切った判断は正しい——前日残り・昼の暑さ(平均26.8℃)・レディネス22が重なり、土曜本来の30km級は論外だった
  • 平均4:53/kmは内訳で読む——前半4kmは5:17→4:58/km、最終フルkmが3:58/km(HR164)でLT Pace3:57/kmと一致
  • 昼ランの心拍は別条件——同じ5:00/km帯でも朝空腹時とは上がり方が違う。記録は比較軸の切り替えを強制する
  • ハイパーブーストランはテーパー向き——走り出しの重さはあったが痛みなし。締め1kmだけ脚を起こす用途に合った
  • 次は量より回復指標——睡眠59・レディネス22が戻るまで、距離で勝負しない
エンティティ値
VO2max61
LTHR179 bpm
LT Pace3:57/km
本日の距離5.31 km
本日の平均ペース4:53/km
本日のシューズadidas HYPERBOOST RUN
目次

📊 Condition:レディネス22が許したのは「短い移動」だけ

項目数値
睡眠スコア59
トレーニングレディネス22
HRVステータス74

Garminは「長く走れ」とは言っていない。22は、週135〜148km設計の土曜——20km MP走と夕方10kmなど30km級——を前に出す数字ではない。HRV74だけ見れば悪くないが、睡眠59とセットで読むと、中枢の疲労が残っている。

前日10月9日の影響で朝ランができず、昼にずれた。走り出しは少し重かったが、痛みはなかった。数値の危険信号(局所痛)と、全身の重さは別物として分離できた日だ。板橋Cityマラソン前日のテーパーでも書いた通り、重さは失敗ではなく、短く切る根拠として扱う。

🎯 Intention:テーパー期の疲労抜き——神経だけは眠らせない

目的は明確だった。テーパリング期の疲労抜き。東京レガシーハーフに向けた調整のなか、前日の残り・昼の暑さ・レディネス22——3つが重なったら、距離で勝負しない。

通常の土曜は質の日だが、今日は「走る/走らない」より「どれだけ走るか」の問題。5kmで終了は撤退ではなく、レースに向けた在庫管理だ。締めで4分/km切りまで上げる意図は、距離を載せず脚の回転と閾値付近の感覚だけを短く確認するため。長いLT走は不要でも、1kmの神経・ストライドの確認は別枠である。

🏃 Data Result:5.31km・25:57——表向きジョグ、ラスト1kmだけLT

項目数値
走行距離5.31 km
タイム25:57
平均ペース4:53/km
GAP4:53/km
平均心拍数141 bpm
最大心拍数173 bpm
平均ピッチ176 spm
平均ストライド1.15 m
平均パワー290 W(5.00 W/kg)
平均気温26.8 ℃
総上昇/下降28 m / 25 m

5km想定でもGarmin上は5.31km。6ラップ目0.31kmのクールダウンが乗っている。平均4:53/kmはE域(4:50〜5:15/km)の上限付近だが、内訳が5:00/km台4km+3:58/km1kmなので、平均だけ見ると誤読する。狙い(疲労抜き・短距離)に対し、前半のゆっくり入りは計画通り、後半1kmだけ意図的に上げた。

🔬 Analysis:昼の心拍、5kmカット、ラスト3:58/km

🗺️ 要点
  • 1〜4km:5:17→4:58/km、HR125→143——昼でも有酸素域で入った
  • 5km目3:58/km・HR164——LT Pace3:57/kmと一致、距離は1kmのみ
  • レディネス22の日に30km級を切った——能力ではなく実験設計の判断

昼の暑さが書き換えた「同じ5:00/km」の意味

Fact:1〜3kmは5:17→5:03→5:08/km、心拍125→136→139bpm。気温ラップ上は29→27→26℃付近。4km目4:58/kmで143bpm、5km目3:58/kmで164bpm(max173)。

Qualia:昼は暑く、いつもとは違う上がり方だった——走前の体感そのまま。

Analysis:朝空腹のE20kmと、昼の5kmジョグは比較対象にしない。139bpm@5:08/kmはLTHR179bpmから見れば余裕があるが、暑さとテーパー残りでは体感の重さと一致しうる。レディネス24で距離を切った疲労抜きと同型——数字が低い日は、心拍の解釈より先に距離上限を決める。

5kmで止めたのは弱さではなく、土曜メニューの打ち消し

Fact:週間設計上、土曜は20km MP+夕方10kmなど30km級。今日は5.31km・25:57で終了。

Qualia:テーパー期に入っているので疲労抜き——前日・昼・テーパーを理由に5kmで終了。

Analysis:VO2max61の身体が、常に長距離を要求されるわけではない。レディネス22の日に30kmを足すのは、能力の問題ではなく実験設計の失敗になる。テーパー中の計画修正と同じく、今日もメニューより指標を優先した。

3:58/km1km——長さは短く、強度はLT

Fact:5ラップ目1km 3:57.8、ペース3:58/km、GAP3:55/km、HR164、ピッチ185、歩幅1.37m、接地209ms。4km目は歩幅1.13m・接地240ms。

Qualia:ゆっくり入り、最後4分切りまで上げて完了。

Analysis:1kmだけだが、LT Pace3:57/kmと一致。テーパー期に長いLT走は不要でも、1kmの神経・ストライドの確認は別枠。リスクは距離ではなく翌日のレディネス——今日は1kmで止めたから許容域。

👟 Gear Choice:ハイパーブーストラン——テーパーの軽い日

HYPER BOOST RUN

¥19,800
EVOSLと同等の反発力とクッション性を感じる独自ミッドソールが、接地からのエネルギーロスを最小限に抑え、爆発的な推進力を生み出します。軽量かつ通気性に優れたアッパーが足に吸い付くようにフィットし、長距離でも快適性を維持できる一足。

疲労抜き・短距離・痛み確認——レース用ではなく、足を荒らさないDaily寄りの選択だ。走り出しの重さはあったが、痛みはなかった。5:00/km台は173spm前後の落ち着いた回転、締め1kmで185spmまで上がった。

テーパー期の「ほとんどジョグ+最後だけスイッチ」に向く。MP走やロングの主役ではない。HYPERBOOST RUNの実走レビューに使い分けの根拠を整理している。次回もレディネス30以下で距離を短く切る日、内側広筋・踵を触らない確認走に使う。

🎯 Next Strategy:距離より、レディネスと睡眠の回復

  • 日曜——レディネス30台前半未満ならロング30kmは出さず、Z1リカバリー12〜15kmまたはさらに短縮。30台後半〜40以上で初めて質の日候補を検討
  • 昼ラン回避——可能なら朝空腹ランに戻す。どうしても昼なら距離上限を先に決め、気温が上がる前帯を優先
  • 締め1kmの再現ルール——テーパー中は1km以内・HR170前後上限。今日164bpmは範囲内。翌朝レディネス20台前半のままなら締めスピードも省略
  • 左踵・内側広筋——ストレッチと筋膜リリース継続。痛みなしでも走り出しの重さはログに残す
  • 東京レガシーハーフ——今日は在庫を減らす日。来週以降のMP走・ロング配分は、週末終了時のレディネスと睡眠で更新

❓ FAQ

レディネス22でも5km走ってよいのか?

完全休養も選択肢だ。今日は痛みなく5km・HR141平均で終えた。22の日に30kmを足さなかったことが重要。走った距離が短く、締めも1kmに限定されているなら、疲労抜きの範囲に収まる。

疲労抜きなのに最後3:58/kmは矛盾しないか?

矛盾するのは5km全部をLTで走る場合。今日は4kmが5:00/km台、LT相当は1kmのみ。テーパー期に神経系へ短い刺激を入れるやり方で、距離負荷は小さい。

昼ランで心拍が変に感じたとき、何と比較すべきか?

朝空腹の同ペース心拍と比較しない。同じ季節・同じ時間帯の過去ログか、当該ラン内のラップ推移(1km目125bpm→5km目164bpm)で読む。暑さと前日残りが乗る日は、ペースを下げるか距離を切る。

📊 Appendix:全ラップデータ

スクロールできます
ラップタイム累積距離(km)ペースGAP心拍心拍max上昇(m)下降(m)パワー(W)W/kgパワーmax最大W/kgピッチ接地(ms)GCT歩幅(m)上下動(cm)上下動比(%)最高ペース最高ピッチ
15:16.65:16.61.005:175:15125136642734.713245.59173249—1.099.18.44:38179
25:03.410:201.005:035:05136149552764.763355.78173242—1.129.18.14:12184
35:08.515:281.005:085:07139146982814.843666.31177243—1.109.08.14:55183
44:58.420:271.004:584:57143148662824.863516.05177240—1.139.08.04:40182
53:57.824:251.003:583:55164173213576.164157.16185209—1.379.26.83:33190
61:32.225:570.315:005:06160171022854.913646.28177241—1.118.98.14:10181
概要25:5725:575.314:534:5314117328252905.004157.16176238—1.159.17.93:33190
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この記事を書いた人

RuncersLAB運営。フルマラソンでの目標達成に向けて、論理的かつ科学的なアプローチでトレーニングに励む市民ランナー。 現在は「週110km」の走行をベースに、Vo2MAX61を基準とした独自のメニューを追求中。自身の体験とデータに基づき、42.195kmを「使い切る」ための戦略やギアレビューを発信しています。

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