Mペース4:15のつもりが10kmを4:07/kmで走り切った。レディネス52と2km地点の「重さ」のあと、5kmリカバリーで日曜30kmへ配線した土曜前線

Mペース4:15のつもりが10kmを4:07/kmで走り切った。レディネス52と2km地点の「重さ」のあと、5kmリカバリーで日曜30kmへ配線した土曜前線

2026年9月26日、午前連続でMペース走10.11km(計画4:15/km・結果4:07/km)とリカバリー5.01km(5:15/km)を計15.12kmで切り上げた。2km地点だけ体の重さが出たが、最大心拍177bpmまで上げた分、2本目5kmと主観の「余力を残す」で日曜ロングへ配線した土曜前線である。

📌 この記事の結論
  • 計画4:15に対し平均4:07——サブ3 MP(4:15/km)より約8秒/km速い。最大177bpmはLTHR 179bpmに近接した
  • 2km地点の重さは心拍157bpmと一致——1km目4:06・142bpmの後、2km目4:10で157bpm。序盤の立ち上がりコストとして読める
  • 後半は整った——8〜10km目は4:01〜4:03/km。きつさのピークは序盤2kmに集中した
  • レディネス52は配分が要る日——睡眠72・HRV104と比べGarmin総合は控えめ。2本目は5:15/km・141bpmで翌日ロング用に引いた
  • Next——日曜ロング30〜35km。今日削った距離より、序盤心拍の抑え方が成否を決める
エンティティ値
VO2max61
LTHR179 bpm
LT Pace3:57/km
本日合計距離15.12 km(10.11 + 5.01)
1本目(M走)4:07/km・HR163・max177
2本目(リカバリー)5:15/km・HR141
シューズadidas ハイパーブーストエッジ
目次

📊 Condition:レディネス52は「速く走れる日」ではなく配分が要る日

項目数値
睡眠スコア72
トレーニングレディネス52
HRVステータス104

睡眠72とHRV104は、極端な低調ではない。それでもレディネス52は、週135〜148kmサイクルの中では攻めすぎ注意の帯に入る。レディネス54前後でMP走を組み替え翌30kmへ配線した日と同型の数字だ(MP走20kmをBU10km+意図的強度E10kmに組み替え。レディネス54とHyperboost Edgeが描いた「明日30kmへの配線」)。

1本目開始前は特段の違和感なし。2本目前はペース走後の疲労が残っていた——ここは隠さない。2本目を5kmに限定した時点で、レディネス52をロング前日の配分として解釈している。

🎯 Intention:Mペース4:15/kmの感覚確認——距離は10kmに短縮

土曜は本来20km MP走+リカバリーという設計もある。今日は午前連続で、1本目をMペース走(目標4:15/km)、2本目をその直後のリカバリーとした。検証したかったのは、サブ2:30射程を見据えた「42kmで使い切る」フェーズにおける、MP付近のリズムと心拍応答である。

距離10.11kmは、20kmフルより負荷を抑えつつ、2km以降の心拍ドリフトを読むには十分だ。シューズはハイパーブーストエッジ——「上げる日」の足として、E想定が4:40/kmまで加速した前例がある(20kmを5:00/kmのつもりが4:40/kmで完走。レディネス34とハイパーブーストエッジの反発が生んだ「計画外の速さ」)。今日もペースより先に足が行くリスクを頭の片隅に置いた。

🏃 Data Result:10.11km+5.01km——1本目163bpm、2本目141bpm

セッション距離タイム平均ペース平均心拍最大心拍ピッチストライド
1本目 M走10.11 km41:424:07 /km163 bpm177 bpm185 spm1.30 m
2本目 リカバリー5.01 km26:175:15 /km141 bpm150 bpm178 spm1.06 m

1本目は計画4:15/kmに対し8秒/km速い。LT Pace 3:57/kmよりは遅いが、M走としては明確な上振れだ。GAP 4:09/km、気温25℃——環境だけでは説明しきれない。2本目はE〜リカバリー域。ペース走直後の疲労を感じながらも心拍150bpm以下——翌日温存の数値だ。

🔬 Analysis:2kmの重さとEdgeが引き上げた平均ペース

🗺️ 要点
  • 2km目157bpm——体感の「一番きつい」と一致
  • 平均4:07——MPより速い。177bpm maxは日曜ロングのコスト
  • 2本目5km・141bpm——20km+10km設計を15km二部に圧縮

2km地点——心拍157bpmが語った立ち上がりコスト

Fact:1km目4:06/km・142bpm。2km目4:10/km・157bpm(+15bpm)。10km目174bpm、最大177bpm。

Qualia:Mペース4:15のつもりが足元は4:06台。重さは「脚がない」ではなく、目標より速いペースに身体が追いついていない感覚に近かった。違和感は特になし——重さだけが前面に出た。

Analysis:空腹朝・レディネス52・Edgeの軽い反発が重なり、1km目からMPより速い局面ができた。177bpm maxは「M走の余裕」より閾値手前のテンポ走に近い。2kmの重さはグリコーゲン枯渇というより初期ペースと代謝のミスマッチと見る。8km以降4:01〜4:03/kmに再加速しており、全体の疲労破綻ではない。

計画4:15 vs 実績4:07——「M」の定義ズレ

Fact:平均4:07/km、平均パワー326W(5.58 W/kg)。ストライド1.30m・ピッチ185spm——MP走としては長めの歩幅で回している。

Qualia:かなりスピードが上がってしまった——主観はGarminと一致する。Mペース走のはずが、時計は4:07台だった。

Analysis:サブ3 MPは4:15/km前後。今日の4:07はレースペースより速い刺激になる。抑える技術より足が先に行く構造が働いた一日だ。10kmで177bpmまで行くコストは日曜30kmに計上すべき——だから2本目5kmと「余力を残す」は整合する。

2本目5:15/km——ペース走後の疲労を数値で処理した

Fact:5:15/km・141bpm・最大150bpm。ストライド1.06m・ピッチ178spm——1本目比で明確に小さく回した。

Qualia:ペース走後の疲労はあった。明日のロングも加味して余力を残している——走りながらの判断だった。

Analysis:2部目を伸ばさず5kmで止めたのは週間設計上の正しい分岐だ。走った距離は15kmだが、質の主戦場は1本目10km。日曜ロングの成否は、今日削らなかった「引き」にある。

👟 Gear Choice:ハイパーブーストエッジ——M想定が再び計画より速い側へ

HYPER BOOST Edge

¥24,200
ミッドソールのクッションとカーボンプレートの反発が抜群で、踏み込むたびに勝手に足が前へ押し出される感覚。後半脚が重くなってきてからもしっかりスピードを維持して走りをアシストしてくれます。
日々のビルドアップ走や30km走、本番のレースで「もう一段上のペース」を狙いたい時に絶対的な自信を与えてくれる、頼れる勝負靴です!

午前のMペース走にEdgeを選んだ理由は、テンポ〜MP付近で推進力を感じやすく、レース靴ほど攻撃的でないバランスだ。1本目10kmでは接地214ms・歩幅1.30m——軽快さのままペースが上振れした。2本目も同じ靴だが、意図的に歩幅1.06mまで縮め、疲労後の足を揺れない設定に落とした。

Edge vs Run の実走差分と使い分けの根拠はハイパーブーストエッジ vs ラン比較に整理した。次回M走でEdgeを履くときは、1km目を4:20/kmで縛る——今日の4:06始まりを再現しない。

🎯 Next Strategy:日曜ロングは今日削った分を質で取りに行く

  • 日曜(9/27)——ロング30〜35km。1本目で177bpmまで上げているため、序盤はE〜MP下限で入る。前半5kmで心拍150bpm超なら5:00/km台へ戻す
  • 月曜——リカバリージョグ12〜15km(Z1)。左踵・内転筋はロング後にストレッチと筋膜リリースを優先
  • Mペース走再発時——Edge使用時は1km目4:20/km固定。2km地点で心拍155bpm超なら4:20へ戻す
  • レディネス52前後の週——土日でポイントを取る代わり、平日水の質練前にレディネス60以上を目安に回復を確認

❓ FAQ

Mペース4:15のつもりが4:07/kmになったら、失敗か?

失敗ではないが、意図した刺激とズレた。177bpm maxはM走の余裕確認よりテンポ寄り。次回は1km目から4:20/kmで縛る。Edgeは計器より先に走ることがある。

ペース走の直後、リカバリー5kmは必要か?

翌日ロングがある土曜では必要に近い。心拍141bpm・5:15/kmは代謝と脚の切り替え用。20km MP+10kmリカバリーを15km二部に圧縮した版と見なせる。

レディネス52で10kmを4:07/km走ってよいか?

10km単体なら走れた。問題は日曜30kmとのセット。2本目で5kmに止め、余力を残した判断が、52のレディネスを正しく使った解である。

📊 Appendix:全ラップデータ

1本目 Mペース走(10.11 km)

スクロールできます
ラップタイム累積距離(km)ペースGAP心拍心拍max上昇(m)下降(m)パワー(W)W/kgパワーmax最大W/kgピッチ接地(ms)GCT歩幅(m)上下動(cm)上下動比(%)最高ペース最高ピッチ
14:06.54:06.51.004:064:09142156193285.613716.35181216—1.339.37.03:49200
24:10.48:16.91.004:104:11157162013235.533395.80184217—1.309.17.04:04187
34:08.512:251.004:094:10161165013245.543435.87185215—1.309.06.93:58188
44:12.016:371.004:124:11162167113245.543445.89185216—1.288.97.04:05189
54:07.720:451.004:084:09165167123245.543385.78186213—1.298.96.94:01188
64:10.124:551.004:104:11168171213245.543355.73186215—1.288.96.94:01189
74:09.929:051.004:104:09171174223255.563375.77186214—1.298.96.94:02188
84:06.133:111.004:064:14158174103215.494016.86184212—1.318.96.83:25231
94:01.437:131.004:014:01167171203415.833666.26186210—1.339.06.83:55190
104:02.941:161.004:034:04174177113315.663526.02187211—1.318.96.83:53190
110:26.741:420.113:554:08176177003395.803956.76184217—1.299.17.13:55188

2本目 リカバリー(5.01 km)

スクロールできます
ラップタイム累積距離(km)ペースGAP心拍心拍max上昇(m)下降(m)パワー(W)W/kgパワーmax最大W/kgピッチ接地(ms)GCT歩幅(m)上下動(cm)上下動比(%)最高ペース最高ピッチ
15:16.65:16.61.005:175:23138146222544.352764.72176244—1.068.78.25:03181
25:17.710:341.005:185:18140147102574.403005.13177242—1.068.68.14:54184
35:22.415:571.005:225:31139147112464.212724.65176245—1.028.58.34:57181
45:07.321:041.005:075:05144147112694.602864.89179240—1.098.78.04:59181
55:08.826:131.005:095:07146150212664.552814.81179240—1.088.78.04:54181
60:03.826:170.015:215:14144144002584.412584.41181241—1.078.68.05:11182
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この記事を書いた人

RuncersLAB運営。フルマラソンでの目標達成に向けて、論理的かつ科学的なアプローチでトレーニングに励む市民ランナー。 現在は「週110km」の走行をベースに、Vo2MAX61を基準とした独自のメニューを追求中。自身の体験とデータに基づき、42.195kmを「使い切る」ための戦略やギアレビューを発信しています。

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