2026年2月の走行結果:368km——30km MP走成功と5km PB更新で掴んだサブ3の確信

2026年2月の走行結果:368km——30km MP走成功と5km PB更新で掴んだサブ3の確信
📌 この記事の結論
  • 2026年2月の走行は総距離368km・43本——30km MP走に向けたテーパリングを優先し、1月の477kmから意図的にボリュームを落とした。
  • ハイライトは30km MP走 2:07:49(4:15/km)と5kmTT 19:24(3:52/km)——サブ3レースペースで30kmを完走し、5km PBを15秒更新した。
  • 2/15のMP走”損切り”が2/21の成功を生んだ——すねの張りで20kmで中止→6日間のテーパリング→30km MP走を大成功に導いた。
  • 30kmで内側広筋の張りが一切出なかった——ミズノ ハイパーワープ ピュアとの相性が、レース本番への自信を裏づけた。
  • 3月15日・板橋シティマラソンでサブ3達成へ——確信を胸に、最終調整に入る。

2026年2月、Garminに記録されたランは43本、総距離368km。1月の477kmから109km減——だが、これは設計通りである。サブ3を目指す33歳・湘南在住の市民ランナーAZにとって、2月は「確信とテーパリングの月」だった。1月のハーフTT 1:27:09で「スタートラインに立った」と判断し(1月の走行結果レポート)、2月は「そのペースで30km持つか」を検証するフェーズに移った。PBから逆算したレースペース、30km走から逆算した持続可能性——いけるのか、いけないのか。その確信を得るための一手を打った月である。

目次

📊 Summary:2月の走行サマリ

項目2月実績1月実績
総距離368km477km
走行本数43本50本
走行日数26日(休足: 2/16, 2/25)29日
週別(概算)第1週 104km / 第2週 89km / 第3週 102km / 第4週 73km第2〜4週 110km前後

第1週(2/1-8)は104kmで通常に近いボリューム。第2週(2/9-15)は89kmに落ちている——2月15日の30km MP走に向けたテーパリング開始と、当日の”損切り”(後述)が重なった結果である。第3週(2/16-22)は30km MP走を含む102km。第4週(2/23-28)は73km、6日間のみの集計であり、板橋シティマラソン(3/15)に向けた調整期に入りつつある。月間368kmは週110km設計から見れば控えめだが、2月の目的は「距離を踏む」ではなく「30km MP走を成功させ、本番の予行演習を完了する」ことだった。その目的は達成した。

🎯 Highlight:キー練習の結果

🗺️ 要点
  • 5kmTT 19:24(3:52/km)——LT走の延長で自然にPB更新。従来19:39から15秒短縮。
  • 30km MP走 2:07:49(4:15/km)——サブ3ペースで30km完走。内側広筋の張りゼロ。
  • 2/15 MP走は”損切り”(20kmで中止)→ 6日後の2/21に成功。判断が結果を変えた。
日付種目距離タイム平均ペース平均心拍
2/31kmインターバル8.22km36:404:28/km168bpm
2/5LT走4.02km15:393:54/km168bpm
2/7ペース走16.01km1:06:254:09/km163bpm
2/10クルーズIV8.74km37:044:15/km163bpm
2/15MP走(中止)20.15km1:25:264:14/km166bpm
2/195kmTT5.02km19:243:52/km171bpm
2/2130km MP走30.01km2:07:494:15/km167bpm
2/241kmインターバル5.85km25:044:17/km163bpm

5kmTT 19:24——LT走の延長で生まれた自己ベスト

2月19日の5kmTTは、計画されたタイムトライアルではなかった。LT走(4.02km・3:54/km)を実施した際、想定以上に身体が動いていた。「このまま5kmまで行ってみよう」——その判断が、5.02kmを19分24秒(3:52/km)で走り切る結果になった。従来のPB 19:39から15秒の短縮。LT Pace(3:57/km)を5秒上回るペースで5kmを維持できたという事実は、閾値付近の走力が着実に上がっていることを示す。「PBを狙う」のではなく「調子がいいから伸ばした」結果のPB——力みがないときに記録は出る。

30km MP走 2:07:49——サブ3ペースで完走、内側広筋の張りゼロ

2月21日、フルマラソン本番を想定した30km MP走を実施した。ペースは4:15/km、サブ3に必要な4:16/kmを1秒上回る設定。本番と同じ格好で、本番で使う予定のミズノ ハイパーワープ ピュアを履いた。結果は30.01kmを2時間07分49秒。心拍は152bpmからスタートし、30km地点で172bpm。+20bpmのドリフトがありながら、ペースは4:11〜4:22/kmの範囲で安定していた。

走り終えた直後の感覚——「あと12kmはいけなくもない」。完全に疲労で潰れた状態ではなかった。これまでの20〜25km地点で出ていた内側広筋の張りが、30kmを走っても一切出なかった。これはハイパーワープ ピュアとの相性が大きいと感じている。シューズが足に合っているという手応えを、いいイメージのまま本番に持ち込める。ただし、当日の気温や体調次第で「残り12.195km」の難易度は変わる。30km走と42kmは別物だ——それは理解したうえで、「調整次第でいける」と思えた。これが2月で得た最大の確信である。

2/15の”損切り”が2/21の成功を生んだ

実は、30km MP走は当初2月15日に予定していた。だが、1kmの時点ですでにすねの張りを感じていた。張りを引きずったまま20.15kmを4:14/kmで走り、そこで止めた。30kmまで押し通す選択肢もあった。だが、すねの張りを30km分蓄積させるリスクと、翌週にリトライできる余裕を天秤にかけた結果、「今日は止める」を選んだ。

2/15から2/21までの6日間、テーパリングを意識した調整を行った。2/17は20kmを4:50/kmでペース落としのミドル。2/18は14.55kmをEペース(5:47/km)。2/19は前述の5kmTT + ジョグ。2/20は10kmのリカバリー(6:10/km)。この間にすねの張りは消え、2/21の30km MP走は内側広筋もすねも問題なし。15日に止めたから、21日に成功した——この因果は明確だ。

📈 Analysis:1月→2月の変化

観点1月2月
月間距離477km368km(▲109km)
最重要セッションハーフTT 1:27:0930km MP走 2:07:49
PB更新ハーフ 1:27:095km 19:24
フェーズスタートラインの確認確信の獲得
怪我の状況内側広筋の張りを管理しつつ継続30kmで張りゼロ。改善傾向。
テーパリング最終週のみ(ハーフTT用)複数回(2/15中止後 + 月末)

1月は477kmを踏み、ハーフTTで「このペースならサブ3圏内」と確認する月だった。2月は368kmに落としたが、落とした109kmの大半はテーパリングと意図的な調整である。43本のうち、平均心拍170bpm以上のセッションは5kmTT(171bpm)と2/26のLT区間(170bpm)のみ。30km MP走でさえ平均167bpmで、LTHR 179bpmを超えない範囲に収まっている。「全力を出し続けるトレーニング」ではなく「本番ペースを淡々と刻む精度」に軸足を移した結果が、2月の強度分布に表れている。

フォーム面では、30km MP走のピッチが185〜189spm、歩幅が1.24〜1.30mで推移した。後半に歩幅が微増しているのは、ペース維持のためにストライドで補った可能性がある。接地時間は221〜227msで安定。パワーは平均315W(5.48W/kg)、ラスト5kmで320W超まで上がったが、効率が大きく崩れた兆候はない。データは「まだ余力がある」と示していた。

🎯 Position:サブ3プロジェクトにおける2月の位置づけ

サブ3プロジェクトは、3つのフェーズを経ている。第1フェーズはVO2max 61への到達(サブ3PJの全貌で記した「能力向上」)。第2フェーズは「42kmで使い切る」ための実践(1月のハーフTT、週110kmの積み上げ)。そして2月は第3フェーズ——「確信」の月だった。30km MP走でサブ3ペースを維持できた。内側広筋の張りは消えた。レースシューズの手応えも得た。「いけるかもしれない」が「いける」に変わりつつある。

ただし、30kmと42.195kmのあいだには「未知の12km」がある。30km走の時点で「あと12kmいけなくもない」と思えたのは事実だが、それは当日の気温(7〜16℃)やコンディションに恵まれた面もある。板橋シティマラソン当日に同じ条件が揃う保証はない。確信はある。だが過信はしない。データが示す「余力」を、本番の42.195kmまで配分し切れるかどうか。それが3月の最終課題である。

➡️ Next Action:3月15日・板橋シティマラソンへ

3月15日、板橋シティマラソンに出走する。目標はサブ3。レースペースは4:15/kmを基準に、30km MP走の再現を42.195kmに延長するイメージで臨む。シューズはミズノ ハイパーワープ ピュア。2月21日の30kmで「このシューズなら内側広筋が持つ」と確認済みだ。3月前半はテーパリングに充て、週110kmを維持する月ではない。2月に得た確信を、レース当日まで劣化させずに持ち込むことが最優先である。

📋 Appendix:2月の走行一覧(キー練習中心)

全43本のうち、種目名付きおよび距離・ペースが特徴的なものを表にした。リカバリー・短いEランは省略している。

日付タイトル距離(km)タイム平均ペース平均心拍
2/2Eペースラン16.571:26:005:11145
2/31kmインターバル8.2236:404:28168
2/4Eペース16.541:27:165:17146
2/5LT走4.0215:393:54168
2/7ペース走16.011:06:254:09163
2/9ラン10.1549:474:54140
2/10クルーズIV8.7437:044:15163
2/13ラン15.711:16:254:52149
2/15MP走(20kmで中止)20.151:25:264:14166
2/17ラン20.011:36:384:50152
2/195kmTT5.0219:243:52171
2/2130km MP走30.012:07:494:15167
2/23ラン18.021:30:455:02146
2/241kmインターバル5.8525:044:17163
2/26LT区間含む3.1612:103:51170
2/27ラン18.011:30:445:02146

❓ FAQ

2026年2月の総走行距離は?

368kmである。走行本数は43本、走行日数は26日。1月の477kmから109km減だが、30km MP走に向けたテーパリングと板橋シティマラソン前の調整を優先した結果であり、意図的な調整である。

2月のハイライト練習は?

30km MP走(2:07:49・4:15/km)と5kmTT(19:24・3:52/km)の2本。30km MP走はサブ3レースペースで完走し、内側広筋の張りも出なかった。5kmTTはLT走の延長で自然にPBを15秒更新した。

2/15のMP走はなぜ中止した?

1km地点からすねの張りを感じたまま20kmを4:14/kmで走り、30kmまで押し通すリスクと翌週のリトライの余裕を天秤にかけて中止を選択した。結果、6日後の2/21に30km MP走を成功させた。

サブ3の本番レースはいつ?

2026年3月15日の板橋シティマラソン。レースペースは4:15/kmを基準に、2月21日の30km MP走の再現を42.195kmに延長する戦略で臨む予定である。

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この記事を書いた人

RuncersLAB運営。フルマラソンでの目標達成に向けて、論理的かつ科学的なアプローチでトレーニングに励む市民ランナー。 現在は「週110km」の走行をベースに、Vo2MAX61を基準とした独自のメニューを追求中。自身の体験とデータに基づき、42.195kmを「使い切る」ための戦略やギアレビューを発信しています。

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