15km Eペースを4:58/km・心拍137で完走。レディネス34と寝起きの重さ——レガシーハーフ前に削ったのは距離だけ

15km Eペースを4:58/km・心拍137で完走。レディネス34と寝起きの重さ——レガシーハーフ前に削ったのは距離だけ

2026年10月6日。15km Eペースを4:58/km・心拍137bpmで走り切った。数値はE、寝起きの体感は疲労の塊——そのズレのまま、東京レガシーハーフ(2026年10月18日・12日前/ハーフPB 1:27:10更新を視野)に向けて削ったのは距離だけだ。火曜定番のWS5本は入れない。

📌 この記事の結論
  • レディネス34——睡眠81・HRV111と並べると残疲労の警告。高強度禁止であり、E15km禁止ではない
  • 15km・4:58/km——E帯(4:50〜5:15/km)の中央。LT Pace 3:57/kmから見れば完全な有酸素域
  • 平均心拍137bpm——寝起きの重さに反して抑制された。LTHR 179の76%程度。Eとして速くなりすぎていない
  • メニュー調整——火曜のE20km+WS5本から、テーパ期のE15km単独へ。WSは意図的に省略
  • ハイパーブーストラン——反発で計画外加速しにくいDaily/E向き。今日はペースがEに素直に収まった
目次

📊 Condition:睡眠81・レディネス34——重さは数値と一致した

項目数値
睡眠スコア81
トレーニングレディネス34
HRVステータス111
次のレース東京レガシーハーフ(2026年10月18日・12日前)
レース目標ハーフPB 1:27:10(4:08/km)更新

Garmin上、睡眠81は悪くない。それでもレディネス34は、積み上げた負荷の残りを示す。HRV111も「最高」とは言いにくい帯域だ。寝起き、体は疲労の塊に近い重さがあった——数値と体感は一致した。

10/4の21.45km E走(レディネス49・心拍146bpm)以降、調整期の流れは続いている。今日はその延長で、載せる距離の上限をさらに下げた一日だ。

🎯 Intention:E20km+WSをやめ、15km Eだけ通す

目的は単純だ。Eペースで有酸素を維持しつつ、レガシーハーフ前のテーパで距離だけ落とすこと。本来の火曜はE20km(4:50〜5:15/km)にWS5本。今日はE15kmのみ。WS5本は入れない——レース前週の刺激最小化だ。

寝起きの重さを見て、20kmまで伸ばすメリットより15kmで切るメリットの方が大きいと判断した。週135〜148km設計の例外として距離を削る線引きは、高ボリューム週の数学(週110kmを維持する方法)の延長にあるが、今週はレース前の配線を優先する。

🏃 Data Result:15.01km・4:58/km・心拍137bpm

項目数値
走行距離15.01 km
タイム1:14:30
平均ペース4:58 /km
平均GAP5:04 /km
平均心拍数137 bpm
最大心拍数162 bpm
平均ピッチ175 spm
平均ストライド1.12 m
平均パワー276 W(4.72 W/kg)
平均上下動8.9 cm(8.0%)
平均気温22.2 ℃

狙いとの乖離は小さい。1km目5:15・心拍113の立ち上がりのあと、2〜12kmはおおむね4:48〜5:06/kmに収束。LT Pace 3:57/kmから1分以上遅い。思ったより心拍が上がらなかった——走前の重さに対し、心血管系はまだ余裕があった。

🔬 Analysis:主観は重い、心拍はEのまま

区間ペース目安心拍目安読み
1km5:15/km113bpm緩やかな立ち上がり
2–12km4:48–5:06/km131–145bpmEの箱
13–14km5:13–5:18/km128–134bpmペース低下・心拍も低下
15km4:43/km145bpmラスト1kmの加速

2〜12km——「きついのに心拍が優しい」Eの箱

Fact:2〜12kmはペース4:48〜5:06/km、心拍131〜145bpm。ピッチ173〜179spm、歩幅1.11〜1.15m。

Qualia:走り出しは体が重い。それでも脚は回る。心拍が跳ねないので、「きついのに数値が優しい」ズレが続いた。

Analysis:有酸素効率が効いている状態だ。疲労感は筋・中枢の重さで、心血管系は余裕がある。テーパ期に多いパターン——主観は重い、客観は軽い——に近い。

13〜14km——ペースは落ち、心拍も落ちる

Fact:13km 5:18/km・心拍134(ラップmax162)。14km 5:13/km・心拍128。歩幅1.04→1.07m、ピッチ175→171spm。

Qualia:後半で5分台に寄った。苦しいというより、リズムを守る作業になった。

Analysis:ペース低下と心拍低下が同方向なら、単純な心肺限界ではない。累積上昇91mの影響か、脚の伸び欠けでストライドが短くなり、同じE体感でもタイムだけ遅く見えた可能性が高い。

レディネス34——距離削減とE維持の両立

Fact:レディネス34、15km完走、平均心拍137bpm、max162bpm。走後は適度な疲労感。

Qualia:思ったより心拍が上がらなかったので走り切れた。終わったあとは疲れているが、Eとして順行できた。

Analysis:10/4に21.45km E走で調整期に入った流れのなか、今日はさらに距離を削った。テーパの成功条件は「速く走ること」ではなく「余計な疲労を買わないこと」だ。ランで反発による計画外加速を避けた選択も、その一部だ。

👟 Gear Choice:ハイパーブーストラン——Eを外さないDaily枠

HYPER BOOST RUN

¥19,800
EVOSLと同等の反発力とクッション性を感じる独自ミッドソールが、接地からのエネルギーロスを最小限に抑え、爆発的な推進力を生み出します。軽量かつ通気性に優れたアッパーが足に吸い付くようにフィットし、長距離でも快適性を維持できる一足。

テーパ期のE15kmにハイパーブーストランを選んだ。Daily/E日の定番で、Edgeほど反発でペースが浮きにくい。寝起きの重さは消えないが、「足元が勝手に速くなる」事故を避けやすい。

後半も大きく崩れず、接地240ms前後・ピッチ175spm付近を維持した。使い分けの軸はHYPERBOOST RUN レビューに整理している。レディネス低め×距離短縮×レース前週なら、第一候補のままだ。

🎯 Next Strategy:レガシーハーフ12日前——出力より配線

  • 水曜(質):レディネス40未満なら400m本数またはLT2000mの強度を一段下げる。34継続なら本数−2〜3を検討
  • 木曜E20km:今日の疲労が残るなら18kmまで削る。心拍140bpm超が続くなら5:00/km側へ寄せる
  • 10/18レガシーハーフまで:WS・ビルドアップは入れない。刺激はレースに任せる
  • 回復判断:レディネス45以上+寝起きの重さ半減で、火曜定番(E20+WS)へ戻す。45未満なら金曜リカバリーを12km短めに固定
  • 左踵・内転筋のストレッチと筋膜リリースは走後も継続

❓ FAQ

レディネス34なのに15km走って大丈夫?

34は高強度回避の指標だ。今日はE15km・心拍137・max162で、閾値走やWSではない。距離を削ったうえでの有酸素維持なら、私のログ上は許容範囲だった。

平均4:58/kmはEとして速すぎない?

E帯4:50〜5:15/kmの中央付近だ。LT 3:57/kmから1分以上遅く、心拍もLTHR179の77%未満。速さより、心拍が抑制されたことが重要だ。

なぜ20kmではなく15km?WS5本は?

寝起きの重さとレガシーハーフ前のテーパのため。火曜定番のE20km+WS5本から、E15km単独へ組み替えた。WSは意図的に省略した。

📊 Appendix:全ラップデータ

スクロールできます
ラップタイム累積距離(km)ペースGAP心拍心拍max上昇(m)下降(m)パワー(W)W/kgパワーmax最大W/kgピッチ接地(ms)GCT歩幅(m)上下動(cm)上下動比(%)最高ペース最高ピッチ
15:14.95:14.91.005:155:33113137622574.403696.31165248—1.078.98.44:09180
24:47.810:031.004:485:03131142682764.723465.92173239—1.159.18.04:12180
34:51.114:541.004:514:49140147742955.053856.59178237—1.159.17.84:33184
44:49.619:431.004:504:58140150462814.813796.48176236—1.148.97.84:28184
54:52.924:361.004:534:57141156462804.793445.89175237—1.159.07.94:38181
64:54.729:311.004:555:05138144552704.623265.58174239—1.128.98.04:44182
74:51.134:221.004:514:54138147972874.913756.42177237—1.159.07.94:17182
84:48.739:111.004:494:49145152432935.013876.62179236—1.158.97.84:29184
94:55.844:071.004:565:01144156562774.743726.36175238—1.139.07.94:31181
104:58.549:051.004:595:10139158632684.593385.78172241—1.118.98.04:15184
115:05.854:111.005:065:13142149772704.623806.50176242—1.098.88.14:48181
125:01.459:121.005:014:59145151652834.843886.64179239—1.118.87.94:50182
135:17.91:04:301.005:185:28134162652574.403706.33175246—1.048.68.33:47190
145:13.11:09:431.005:135:26128137662564.383435.87171246—1.078.88.24:23185
154:42.71:14:261.004:434:42145160872955.053976.79180233—1.178.97.73:48191
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この記事を書いた人

RuncersLAB運営。フルマラソンでの目標達成に向けて、論理的かつ科学的なアプローチでトレーニングに励む市民ランナー。 現在は「週110km」の走行をベースに、Vo2MAX61を基準とした独自のメニューを追求中。自身の体験とデータに基づき、42.195kmを「使い切る」ための戦略やギアレビューを発信しています。

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